彫刻・街角ギャラリー

街角に展示されている彫刻をはじめとしたアート作品を案内します。
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聚楽園の大仏様

2010年12月21日 16時41分31秒 | Weblog
昭和2年5月21日、昭和天皇のご成婚を記念して開眼供養された聚楽園大仏。名古屋の実業家・山田才吉が建立し、現在はまちのシンボルともなっている。鉄筋コンクリート製で、高さは18.79mと、鎌倉の大仏(11.5m)より大きい。台座には、一切経の写経石が埋められています。














子供らが小さい頃は大仏さまはこんなじゃなくて、今では胎内めぐりもできなくなっています。



暗い胎内で、ハシゴのように急な階段を上り、ガラスでできた白眉から子供たちが手を振っていました。
昔話ではありますが、大仏の前に茶店があり、美味しいぜんざいを食べた記憶があります。

今では銅色に輝いて立派になりました。

設置場所 愛知県東海市聚楽園公園

若き日の細井平州像

2010年12月18日 11時03分04秒 | 作家名 ア行








彫刻家 石田武至

石田武至の彫刻 舞 はメルヘンの森の入口にもあります。こちらです。
細井平州
東海市出身の江戸時代の儒学者・細井平洲(へいしゅう)平洲先生は、藩政改革で有名な米沢藩主・上杉鷹山の師として活躍し、晩年には、尾張藩に仕え、藩校・明倫堂の初代督学となった人物です。
 「学んだことを生かす」という実学が平洲先生の信条で、吉田松陰や西郷隆盛にも影響を与えました。
東海市にある平州記念館HPより 

細井平州と上杉鷹山

2010年12月18日 10時55分06秒 | Weblog






メルヘンの森を聚楽園に向かって歩いて行くと面白い本の彫刻が3冊ありました。その先には細井平州の像が建っています。

像の横には細井平州と上杉鷹山公の師弟愛のレリーブがありました。


鉄による都市彫刻 空から空-air to air-

2010年12月07日 21時39分08秒 | 作家名 ア行








設置場所 東海市役所中庭
作者    井田 彪(いだ あきら)
コールテン鋼・4,000kg・高さ519.4cm
作者の言葉
自然界には空気といった生命をもたない物質がある。 つねに自分自身を動かし、他のものをも合成や分解、 増大、消滅させうる万有の動の始源。この空気の動きを一層きわだたせ、 自然、物質、人間の関係を問いつづける。

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東海市役所にある鉄による都市彫刻おしまい
設置当時に比べると錆びていい感じになっていると思う。そこには時間の経過が感じられる。単純すぎる形などそこに秘められた思いを感じられるようになるにはまだ時間がかかりそうな気がする。

彫刻は奥が深い。

鉄による都市彫刻 △・△

2010年12月03日 19時30分03秒 | 作家名 タ行




設置場所 東海市役所中庭
作者 外礒秀紹(とのいそひでつぐ)
1963年 福岡市生まれ
1988年 京都精華大学美術学部立体造形卒業
1990年 小田原・野外彫刻展 <優秀マケット>
      アネックス・シガラキ'90/'91/'92/'93(滋賀県立近代美術館)
      国際工芸ビエンナーレ展 招待出品(フランス)

1991年 世界陶芸祭・信楽現代作家展(信楽町)
      鉄・陶・彫刻[ギャラリー紅](京都市)
1993年 大分アジア彫刻展 <マケット>(大分市)
      アートヒル三好ヶ丘彫刻展 <マケット>
      野外制作'93[陶芸の森](信楽町)
      丹南アートフェスティバル[優秀賞](土岐市)
      馬の彫刻コンクール[入賞](盛岡市)
      国民文化祭・とちぎ'95 <マケット>(西那須野町)


鉄・400kg・高さ480cm

作者の言葉
鉄の塊を吊り下げ、それを左右に置いてみた。バランスある緊張感をだしたかった。作品は世にある吊り鐘をイメージされればよい。そして風が吹けば、この魂を響かせてくれる。

鉄による都市彫刻 傾斜する形

2010年12月02日 15時05分24秒 | 作家名 サ行










設置場所 東海市役所中庭
作者 斎藤史門(さいとう しもん)
1954年(昭和29年甲午)東京生まれ

コールテン鋼・1,800kg・高さ400cm
作者の言葉
ここ数年鉄を素材に彫刻作品をつくっています。鉄は形をもっていない。形をもたない素材から形をもたす。その形が素材となってそこから作品を創り出す。

美濃加茂市にある作品 天空の門
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