彫刻・街角ギャラリー

街角に展示されている彫刻をはじめとしたアート作品を案内します。
あなたも探してみませんか?

信長像

2008年02月28日 23時23分02秒 | 作家名 カ行


設置場所 岐阜市歴史博物館
製作者  北村聖望
撮影日  2007年7月24日

力強い信長像。聖望が90歳を越えて制作した作品。
若若しくて素晴らしい作品だと思う。いつか鑑定団に出品されていたが150万とか。
小品だけど迫力を感じる。

大地の鼓動

2008年02月27日 06時13分31秒 | 作家名 タ行






設置場所 愛知県刈谷市誓満寺
彫刻家  竹内淑浩 
撮影日  2007年4月21日

第1回刈谷現代彫刻展のために作られた作品。
誓満寺の境内によく合っていると思ったら、この寺のために作ったと。
最終日に初めて竹内氏とお会いすることが出来た。
氏の作られたネパールカレーを御馳走になった。
さっぱりとしていて美味しかった。

2月25日にアップした作品と同じ作家さん。

寛容咲く

2008年02月26日 20時36分48秒 | 作家名 ア行


設置場所 岡崎市
撮影日  2007年10月7日
作家名  磯貝泰隆
     石都・岡崎の石材彫刻業者に生まれ、金沢美術工芸大学で学んだ若手石彫家・磯貝泰隆氏。大学院修了後、家業の㈲磯貝彫刻を手伝う傍ら二科展に入選するなど、制作活動にも力を入れている。 

岡崎公園から巴川の橋を渡り、駅に向かう途中にある役所の庭にある。

飛びたつもの

2008年02月25日 20時08分43秒 | 作家名 タ行




設置場所 愛知県三好町三好ヶ丘歩行者専用道路
素  材 大理石 台座黒御影石
製作者  彫刻家 竹内淑浩 愛知県生まれ

製作意図 大空を自由に飛び回ってみたいという空への憧れの想い は、誰しも心のどこかに持っている様に思います。
空に向かって飛び立とうとするエネルギーを石という素材を用いて表現してみました。
重い石が飛び立とうとするとき、それ自体の重さは一瞬無の状態になり、軽やかさへと変化していく様に思います。
重さと軽さ、相反するものを同時に存在させてみようと思いました。

アートヒル三好ヶ丘' 91彫刻フェスタ(特選受賞)を受けた作品。とても大きいです。

近藤勇像

2008年02月23日 21時16分47秒 | 作家名 不詳
設置場所 法蔵寺 愛知県岡崎市本宿町寺山1
作家名 ???
撮影日 2006年5月15日






新撰組隊長の近藤勇は、慶応4年4目25日、35才で東京板橋の刑場の露と消えた。近藤家の菩提所は東京三鷹の竜源寺であるが、首は京都三条河原において晒ものになっていたのを同志の斉藤一が持帰り、敬慕していた称空義天和尚に依頼した。この称空義天和尚は、京都より転任された、当寺三十九世住持であったので、その首を当寺に埋葬したという。このことは、昭和33年4月、当法蔵寺の総本山京都新京極誓願寺の記録に近藤勇の首が当寺に埋葬されていると記されているのが発見されたと。

サクガンマン

2008年02月22日 17時36分33秒 | 作家名 カ行






岐阜県恵那峡ランドの近くに展示されている、石彫作品の中にある。
ヒサオ カメヤマ氏(岐阜県在住の彫刻家)の作品。
サクガンマン(削岩男)とは自分のことなのかな。
ちょっと悲しい雰囲気の作品。

未来を抱く

2008年02月20日 22時31分14秒 | 作家名 ア行




2007年4月に愛知県刈谷市の誓満寺で行われた第1回刈谷現代彫刻展に展示されていた作品。お寺の入口で静かにたたずんでいた母子の像。
一目で感動しました。

昨日投稿した尾崎作品とは一味違っています。
磨きこまれて光沢があり、赤御影石の温かい色も素敵です。
上半身と下半身の質感の違いがいい感じです。

蛭川の尾崎慎作品 

2008年02月19日 07時57分06秒 | 作家名 ア行






設置場所 岐阜県中津川市蛭川
作者名  彫刻家 尾崎慎
撮影日  2007年8月4日

恵那駅から蛭川に向かっていくバスに乗ると
終点に近い道路脇に石で作った像がいくつもいくつも並んでいる。
その中にユニークな人型もある。
写真はその像であるが、いかにも頼りがいのある父親と
子どもに寄り添う母親であろうと思われる。
父親と思われる像の大きさが見る側に
ゆとりを与えてくれる。

この大きさは頑固だったり、一途さだったりを現しているのかな。
と、同時に懐の広さも十分に伝えてくれる。

星々降る

2008年02月16日 21時37分43秒 | 作家名 サ行
設置場所 愛知県常滑市梶間台 
作家名  杉本準一郎
撮影日  2007年12月24日

20基もあるという杉本作品にある作者の言葉。

自分をふりかえったり
自分の夢を準備したりするのに
彫刻が役立ちますように。

       2005.4.29
 ミュゼ通り彫刻群製作者
       杉本準一郎











さそり座

2008年02月14日 22時13分26秒 | 作家名 不詳




設置場所 名古屋市中区東新商店街振興会 小浅ビル前
作者不明 ???
撮影日  2008年1月20日
ひとこと さそり座ですか?なんかよくわかんない!
     何をモチーフにしたのかな。
     この商店街には全部の星座があるのかな・・・。  

無限に・・・

2008年02月13日 10時43分23秒 | 作家名 サ行
作家名 斉藤 均 プロフィール http://bird.zero.ad.jp/~zam83667/career.htm
設置場所 名古屋市中区 鹿島建設名古屋支店 パブリックスペース
設置時期 1990年
素材   金属
撮影日  2008年1月20日







すっきりと立っている金属の塔に啞然となる。なんて美しいのだろうと。
依頼されての作品だということのようだ。
冬の空に凛としていた。

MOON DANCE

2008年02月12日 19時13分26秒 | 作家名 タ行


作家名   田中等(宮崎県高鍋町在住) プロフィールはこちらから
設置場所 兵庫県上月町上月駅前ロータリー(西播磨石彫シンポジウム)
設置時期 1995年9月
素  材  白御影石
撮影日   2007年3月3日雨

 三日月が二つ並んだような作品は、電車ごっごでもしているような楽しさの感じられるものでした。写真を撮っている間に友達はロータリーをぐるっと回りながら、この角度がいいねーと言うので、私もシャッターを押しながらひとまわりしました。彫刻のまわりの、交通標識・電柱・自販機すべてが彫刻の価値を下げているような気がします。が、屋外に設置されたものは景色を借景にしなければならないのでしょうか。

 見る角度によって、表情が随分違って見えます。寄り添っているように見えたり、大きいはずの石が逆に小さく見えたりと・・・。友達は、絶妙なバランスだねと言っていました。彫刻を見ているだけなら、背景をシャットアウトできますが、写真にするとそれではだめかなと思い何枚も撮ってみました。最後に「95西播磨石彫シンポジュウム MOON DANCE 田中等 1949生」 の石のプレートを確認しました。


 帰りのタクシーの中で、運転手さんに「なんにみえるの」と聞いてみると、「離れようとしている二人をロープで無理に縛っているように見える」と言われました。横の石の彫り方が、丁度紐にみえるそうなんです。「運転手さん、離婚でもしようと思っているんですか」と聞いてみるがそうではないと言われた。人生経験が違うと思いも様々ですね。作家さんに何を意図して作ったか聞いておいて、また上月に来て教えてと言われた。また・・・来れると嬉しいですが。毎日、何をか思いつつ見て下さる人があることを知りました。ロマンチックな想像をする時は、恋しているときだったり・・・するそうです。

 運転手さんの言葉を田中氏に確認したところ、意図は連帯感だそうです。また、当時の私の感覚としては大きい月が男、小さい月が女という感覚があったように思います。ということでした。そして、シンポジウムというものに初めて参加された時の作品だということですから、思い入れは深いことでしょうね。私も作品を手で触ったり、思いを知ったことで、彫刻も上月も好きになりました。