あひる町の住人~兼業画家ライフ~

兼業画家をしています。高知在住。にゃんず・釣りやギター・ハシビロコウネタ、など、悲喜こもごもの土佐日記です。

口が裂けても言えなかった『口裂男』のはなし

2016年10月09日 | 【わたくしごと】


10月となると、街はハロウィン一色ですね。

それにちなんで、ちょっと高校時代の思い出話。

高校1年生のとき、わがクラスは文化祭でオバケ屋敷をやったんですよね。

で、ナゼか僕はオバケ役に抜擢。何故かはまったく記憶なし。


もともと口がデカいということなのか?『口裂け男』(昭和を感じますな)を演じることになりました。
よってたかって女子たちにメイクされたんですよ。チヤホヤされて嬉しかったです(笑)

そしてオバケ屋敷開催。暗がりで僕が現れただけで腰抜かす来場者。ちょっと快感でしたが「すまん」という気持ちにも…。

そしてメイクをしたまま、食堂に行ってランチしましたよ(笑)

しかし、初めての化粧に四苦八苦。メイク中は暑い!しかもなかなかメイク落ちないし、メイク落としたら今度は肌荒れ(;´д`)女性はたいへんだなと思いましたよ。


文化祭は2日間。オバケ屋敷2日目は「もうメイクはこりごり」と女子たちに伝え、ミイラ男に決まりました(だったら誰でもいいじゃんという自問自答アリ)。


【ミイラ男の作り方】

1、トイレットペーパーをたくさん用意する。

2、誰かに身体中にぐるぐる巻いてもらう。

3、完成

簡単です(笑)

この時も女子たちがよってたかってトイレットペーパーを巻いてくれたので気分良し(笑)

…と、ここまでは浮かれポンチ(昭和の匂いぷんぷんだな)な私でしたが、地獄を味わいました。

暑いし、苦しいし、動けない…トイレに行けない!

トイレットペーパーを身にまとっているのにトイレに行けないんです。

トイレ我慢の冷や汗なのか、暑いから汗かくのか、わからんまま、汗だくでミイラ男を演じました。

途中、乱暴な男子に当たってしまいました。「お前なんか恐くないわ~!」とか言われながら、殴る蹴るの膀胱…いや、暴行を受けてしまったのです。チビりそうになりました。

幸い、トイレットペーパーをぐるぐる巻いていたので、それが防具になり怪我はしませんでした(笑)紙ってすごいなと関心しました。

女子たちが「大丈夫?ダイジョーブ?」と心配してくれてチヤホヤ?されたので良し(笑)




そして2年半後の卒業式の日。


体育館での卒業式が終わり、教室に戻ると…

僕を見て、クラスのみんなが笑うんです(;´д`)

おいおい、僕が何かしでかしたか?



「くまちゃん、これ、くまちゃんだろ?」

友人が、配られていた卒業アルバムの写真を見せてくれました。




これです…(´ω`)





一生の、大事な卒業アルバムにこの写真がデカデカと掲載されました。

これで、この期の卒業生には僕がインプットされてしまった訳で…

「ほら、アルバムの口裂け男の写真が僕…」

こんなことで覚えられてるのでした。

不本意!(笑)
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