LivyとSally~双子育児日記~

2005年10月10日、双子の女の子をアメリカで出産しました。

Bedrest Buddies

2005年07月23日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
ベッドレストになった人には、Bedrest Buddies(日本語で言うなら、
「ベッドレストのお供?とか仲間?」って感じかな)があると
聞いていたので、何なのかは良く分からなかったけど、とりあえず
頼んでおいた。

そして今朝、突然電話が自宅に掛かってきて、
「Hi 私があなたのBedrest BuddyのBobbyよ」なんて
言われて、最初は「何のこっちゃ」と思っていたのだが
すぐに「あ~、Bedrest Buddyっていうのは、電話カウンセリングみたいな
ものなのね」と納得。

何でもこのBobbyさん(っていうか、Bobbyって男の人の
名前じゃないの?と思っていたんだけど、Barbaraとかの愛称で
Bobbyって言うことがあるらしい。)以前同じ病院で男×女の子の
双子を産んだ経験があるらしく、担当医も同じDr.Lagrewだったとの事。
1週間に1度電話を掛けてきてくれて、何でも質問や相談をしていい、
という無料サービスなのだ。

突然だったので、大して質問とかも考えていなかったんだけど
とりあえず「お腹の張りはどんな感じなのか?」とか
入院準備品リストに書いてあった「パジャマは本当に必要?」とか
そんな事を聞いて10分位話をした。

Bobbyさんもベッドレストになっていたらしく、「辛いわよね~」と
同情してくれた。とにかく、水分を沢山とってなるべく横になっててね
とアドバイスを貰い、また1週間後に電話するからね~と言って
電話を切った。ちょっと早口の人なので、電話だと辛い所もあるんだけど
Drに聞き忘れたことなんかを色々と質問できるので、こういうサービスは
とってもありがたい。

そのを切ったすぐ後に、今度は妊娠する前にお世話になっていた
婦人科のDr.Kimが久しぶりに私の様子を聞きに電話を掛けてきてくれた。
Drと話すのは、もう半年以上ぶりって感じなのだけど、
妊娠しても、こうしてちゃんと覚えていてくれて、
わざわざ忙しい中電話を掛けてきてくれたのが、とっても嬉しかった。
今何週になったの?なんて話をしながら、これまでの経過を少し話した。
ベビの一人が初期に首の浮腫が見つかり心配されていた事も
話したけど、「そうやって後に消えて無くなる事は、結構ある事なんだよ」
って感じで、意外とあっさりしていた。

それよりもDrは、やはり私が血栓予防の為打ち続けているヘパリンに
ついて心配していて、「僕は30週を過ぎたらヘパリンは
中止した方が良いと思うけど、今の掛かりつけのDrに相談してみてね」
との事だった。

う~ん、確かに妊娠の場合はいつ何時出産になっても
おかしくないから、ヘパリンを打ち続けて突然帝王切開とかになったら
大量出血を起こして、母体が危ない状態になる可能性も大きい
のよね。かと言って、あまり早くにヘパリンを止めちゃうと、やっぱり
胎盤の血液が固まって、ベビズに栄養や酸素が行かなくなって成長が
止まっちゃう事もある訳だから、どの辺りまで打ち続けるのかって
いうのは、結構難しい判断なのかな?

勿論、Dr.Lagrewはその辺りをしっかり見ていてくれてるから、大丈夫
だとは思うんだけど、もう一度今度の検診の時にDrの見解をしっかり
聞いてこなきゃ。とにかく、最初の目標の28週まであと少し。
ベビズも頑張れ!


出産育児一時金...行政指導??

2005年07月21日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
以前から、海外で出産をする場合、出産育児一時金を
貰えるのかどうかネットで色々とリサーチしていたのだけど
貰えると書いてあるもの、貰えないと書いてあるもの両方あって
良く分からなかった...

そこで、旦那君の会社の健康保険組合に問い合わせをした
のだけど、答えはNO。何でも、海外で出産する場合は、
出産費用がこちらの医療保険で殆どカバーされるので、
健康保険組合からの給付は受けられない...というものだった。

でも、どうも納得の行かない私
だって、毎月の保険料はちゃんと日本の給料から天引きされてるし
受給資格も確認したけど、ちゃんと当てはまっているはず。
何で貰えないのだぁ~

普通なら会社から駄目と言われたら、「ハイ、そうですか」と
諦める所なんだろうけど、この辺が私のしつこい所というか、
渋とい所で、県の保険事務所に電話をして問い合わせる事に。

担当の方に色々と説明をしたのだけど、結論から言うと
やっぱり貰えますよとの事。何~も、貰えるんですかぁ?

その人の説明では、やはり受給資格を満たしているかどうかが
まず大事であって、それを満たしていれば、会社側に正当な理由が
無い限り、ちゃんと法律に定められた通りに支払いをしなくては
いけないそうなのだ。そして、海外で出産と言うのは、
その理由にはならないとの事。

ちなみに、受給資格とは...
1.毎月の保険料を支払っていること。
担当の方には、厚生年金も継続していますよね?と聞かれた。
これも勿論、継続しているので「はい」と答える。

2.私が旦那の扶養に入っていること。(もし、自分で働いていて
その会社からも受給を受けるとダブルで貰うことになるので)

この2点が最低限満たされている事だと言う。
もし、もう一度会社の健康保険に掛け合ってみて
それでも「支給しない」と言われた時には、保険事務所の方から
健康保険組合に「指導」をしてくれるらしい。
これって、いわゆる「行政指導」ってやつよね?

そう言えば、以前、旦那君の会社の従業員の奥さんが
サービス残業について然るべき機関に文句を言ったところ
会社側が認めて、過去2-3年に遡って、従業員全員の
残業代を支払うという事態があったっけ...

今回の事は、ちょっと健康保険組合を敵に回しちゃうかもしれないけど
うちは双子で60万だし、権利があるならやっぱり主張しなきゃ。
それに、この60万が貰えたらの為に
臍帯血保存(1人20万円位)をしてあげようと思っているのだ。
だから、何としても頑張って貰わなきゃ。

これで私が貰えるようになったら、うちの会社で過去に海外で
出産した人には支払いがされるんだろうか?
今年春に出産した駐在の奥さん仲間もやはり貰わなかったと
言っていたけど。「母は強し」とは言うけれど、
お金の事になると、尚更強くなっちゃうのよね。

胎動激しすぎ・・

2005年07月18日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
ここ2、3日で何故だか分からないけど、急に胎動が激しくなってきた。
お腹を見ていると、ムニムニグニュグニュ、見た目もはっきり言って
かなりグロテスクだし、不快感満載...

勿論、お子達が元気な証拠で嬉しいことなんだけど、動く度にお腹の
皮が2cm位盛り上がってるので、中から飛び出ちゃうんじゃないかと
思う位。皆んなこんな風に胎動を感じてるのかな?それともだから
子宮の中が狭くて余計に激しいのかな?とにかく、
「うりゃぁ~、とりゃぁ~」って、ベビズの声が聞こえてきそう。
二人で場所取りで揉めてたりして...
どうかお願いだから、仲良くしておくれぇ。


検診行ってきました (26週1日)

2005年07月16日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
今日は4週間ぶりの詳しい超音波の日。
久しぶりに双子をじっくり見られるので、楽しみにしていました
検査技師は男性と女性二人居るんだけど、男性の方がテキパキと
やってくれ、アメリカ人特有の無駄口も少ないので、
男性が良いなぁと思っていたら、願いが通じて男性が担当

診察室へ通される時に、旦那クンのにTelが掛かってきて、
私一人で部屋に入っていたのだけど、後から遅れて来た旦那クン、
どの部屋か分からなかったらしく、Dr.Masakiに「君の旦那さん
女子トイレに入ろうとしていたよ」って言われて、
子供の様に連れられて来た。おぃおぃ...
トイレと診察室の違い位分かろうよ

気を取り直したところで、診察開始
ベビズは、すこぶる順調でした
ベビAが861g(26w4dの大きさ)ベビBは884g(26w2dの大きさ)という事で
二人とも単胎妊娠と変わらない大きさで育ってます。偉いぞ~
ベビAの方が重さは小さいのに週数的に大きくなってるのがちょっと
不思議なんだけど、きっと大きさとかを総合して出てくる
数字なんだろうなぁ。

今日はエコーの最中に、手を一生懸命伸ばしてストレッチ?してたり、
顔も前よりはっきり見えて、ふっくらした唇が見えたりしました
何となく私に似ている様な気がするんだけど、タダの親バカかな
一緒についてきた旦那君も、目が大きいから私に似ているんじゃ
ないの?って言うんだけど、でもエコーに映ってるのって眼のくぼみ
だからねぇ。くぼみが大きい=目がでかいとも限らないだろうし
それにしても、二人とも本当に大きくなったなぁって実感。
もうちょっとお腹の中で頑張って貰わなきゃね

子宮頚官は3cmという事だったんだけど、26週だったら普通だ
って言われたので、引き続きベッドレストにはなるものの、
検診は2週間に1回に戻りました

あと、ベッドレストになったので、病院のツアーや母乳教室などを
キャンセルしなくちゃいけなかったんだけど、その辺の情報を聞ける人は居ますか?って聞いたところ、ちゃんとベッドレストになった人の為の
インフォメーションパッケージがあるみたいで、それを貰うように
との事でした。なぁ~んだ、そんな便利なものがあるのねと一安心。

あと、2週間経てば最初の目標の28週。しっかり寝て栄養とって
ベビズが育ってくれるように頑張るぞぉー

またまた検診 25週1日

2005年07月09日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
↑私の通うSaddleback Memorial Hospital

ベッドレストになって1週間。
今日はまた子宮頚管の長さを見るための検診でした。
当たり前だけど、外出も1週間ぶり!
駐車場まで歩いたりするだけなのに、お腹がとっても重いので、
もうかなりのゆっくりペースじゃないと歩けない・・・あぐぅ。

今日はいつものDr.Lagrewの検診。
我が家の旦那は先生に会うのは初めてなので、
軽く挨拶をした後にさっそく検診。
お腹のベビズは相変わらず元気にしていて
今回は右の子が逆子になっていました。
右の子・・・といっても、この子はお腹のほぼ真ん中に
デンと居座っているらしく、どうりでお臍の辺りで
激しく胎動を感じるはずだと、納得しました。

その後、経膣エコーで心配されていた頚管の計測。
安静生活を心がけたお陰で、何と3.5cmまで戻っていました
念のためベッドレストは継続なのですが、
この調子で何とか頚管の長さをキープしたいなぁ。
Drからも、この時期の安静がいかに大切かを何度も強調されました。
いや~、正直ベッドレストじゃなくても、もう動けないんですけどね

糖尿病の検査もクリアということで、Drからは「今の所順調だね」とのお言葉。
あれ?ベッドレストでも順調なの?とは思ったものの、
双子だからこの時期のベッドレストは、きっと珍しくないのね。

再度、頚管が2cmになったら入院かどうかを聞いてみたのだけど
まず検診をする事と、お腹の張りがあるかどうかにもよる、とのお答え。
と言うことは、今はまだないけど、お腹の張りが出てきたら、
やっぱり要注意だってことね。

それから、最近立ち上がったり、姿勢を変えたりする時に
子宮の上辺(胸のすぐ下)が張るんだけど、これはお腹の張りなの?と
質問してみたのだけど、それは単にお腹が重くなって張るだけで
どうしようもないし、心配しないで良いとの事でした。

と、まあ妊娠週数が進むにつれて、身体は辛くなる一方なんだけど
双子の為、どんなに背中が痛かろうが、お腹が重かろうが
もうちょっと頑張りまっせ。

え~、もうですか??(24週1日)

2005年07月04日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
先日、24週の検診に行ってきました。
いつもはMedical DirectorのDr.Lagrewに診て貰っているのだけど
今回は予約が一杯だったので、Dr.Masakiが担当。
このDr.Masakiも中々評判の良いDrで、名前からして日系アメリカ人
なんだけど、とっても面白いおっちゃんという感じ。Dr.Lagrewが
腕の良いエリートだとすると、このDr.Masakiはもっと庶民的で
町のお医者さんという雰囲気。日系だから親しみ感じるのかも
しれないけど...一度出血でERに駆け込んだ時に診て貰っているので、
顔も覚えていてくれた。

さっそく超音波で双子を見てもらう。
二人の大きなあたまが映し出されて、その後心臓を見せてくれた。
超音波の最中、「アタマ」「シンゾー」と、片言の日本語で
説明してくれてかわいかった。

と、ここまでは順調だったのだけど...
子宮頚官を測った後、何やらカルテに書き込む様子。
「Guess What?」と言われて、何だか嫌~な予感がしたら
「双子妊娠でベッドレストになるのは何週が一番多いと思う?」と
聞いてきた。「分かりません」と答えると「24週なんだよねー。
で、君も今日からベッドレストね」って。

ガーーーーーン(ーー;)

え...もう?っていうのが、頭を駆け巡る。

子宮頚官の長さは3.1cmだったのだけど、
私の頭の中では2cm=レッドゾーンで入院とは
思っていたけど、3cmでベッドレストの意識はなかったのだ。

あー、今日の帰りにPottery Barnで買い物をするつもりだったのにぃ。
などと悠長な事を言っている場合ではなかったのだけど
あれこれしたかった事が全てNGになってしまった。

そんな思いを引きずりながら、妊娠糖尿病の検査も
しなくてはならないので、ラボへ行ってあの噂の検査を
受けることにする。
受付を済ませてすぐオレンジ色の飲み物を渡された。
手に持った瞬間、ちゃんと冷やされてる事が分かったので
これならまだいけるかも...と思う。
飲んだお味はというと...ファンタオレンジそのもの。
もっと不味いと思っていたので、かなり安心。
炭酸がきつかったものの順調に飲み続けて行くと、
隣のおばちゃんが「ど~ぉ?」と同情の目で」話しかけてきた。
「いや、思ってたより悪くないですよ」って答えると
「私は今朝白いやつを飲んだんだけど、最悪だったわ...
でも、それでガンが広がってないかどうか調べるの」との事だった。

うーん、こういう場合、英語で何と答えれば良いのか
とっても困る。変に「I'm sorry to hear that」とか言っても
本人はそんなに深刻そうな感じで言ってきてる訳ではないしなぁ。
アメリカ人って本当にこういう深刻なことでも平気で初対面の人に
話しかけるから、びっくり。これまで何度と無くこういう事は
経験してきたんだけど、その度にどう反応して良いのかちょっと戸惑う。

この検査は普通、1時間後に血液検査をするものなんだけど
ベッドレストを言い渡されたし、一度家に運転して帰るのは
良くないかなと思い、結局その場で1時間待って血を抜かれておしまい。
結果は多分、来週には分かると思う。タダでさえベッドレストになって
しまったので、どうか無事に検査をパスしますように...










おなかが重いっすー(24週0日)

2005年07月01日 | 妊娠7ヶ月(24週-27週)
2月に双子妊娠が判明してから、早6ヶ月。
あーっという間に、お腹が膨らみだして、
今ではお腹だけが別の生き物みたい。

人間の身体ってこんなに変わるんだぁ...なんて
しみじみしてる場合じゃなく、実はとっても重い。
今は殆ど家で過ごしてるんだけど、それでも
のそのそとしか動けず、早足だった私には
正直まどろっこしーと思う事もあるんだけど
これもべビズが元気に育ってる証拠だしねー。

赤ちゃんはまだ600-700gそこそこしかないはずなんだけど、
羊水やら胎盤が2つずつあるから、仕方ないのよねん。
今はおへその辺りに左の子の足があるせいで
良くおへその辺りが蹴られて盛り上がるんだけど
これは結構楽しかったりする。

ところで、最近の私の課題はNursery(赤ちゃんの部屋)の
壁にかける飾りをどうするかと言うこと。(手作りの予定)
今日も布屋さんに行って、色々物色して来ました。
Nursery用のかわいい布、しかも部屋のテーマカラーである
ピンク+グリーン+イエローの布があったので
これにしようかどうかすっごく悩んだんだけど、
他のBedding(写真上:ベビーベッド用の布団など)を考えると
ちょっと違うかなぁ...なんて1時間くらいウダウダ考えて
結局何も買わずに撤退してきました。

その後、近くのモールのUrban Thaiというタイレストランで
ランチを取ったんだけど、お店の人に「いつ産まれるの?」なんて
聞かれてるうちに、双子なんですよって話をしたら、
その人のお姉さんも双子を31週で産んだのよって教えてくれた。
31週だったら、私の場合あと7週で産まれちゃうんだ。それは、困る...
だって、まだ買い物もあるし、名前も全然考えてないんだもん。
その後、Ralphsで買い物したんだけど、これまたレジのおばちゃんに
「予定日はいつ?」って聞かれて、適当にあと2ヶ月って答えたら
ちょっとびっくりされたので、「双子なんだ」って答えると
ちょっと納得のご様子。絶対かわいい女の子が産まれるね~って
言われて、ちょっと嬉しかった。最近、行くところ行くところ
「予定日はいつ?」とか「あなた小さいから、すっごく重そうに見える」
とか言われるんだけど、双子が生まれたら生まれたで、
きっと色んな人に声掛けられるんだろうね。