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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

アル・カイーダはアッパー・ミドル・クラス (サンデー・タイムズ)

2005-04-04 18:47:10 | 中東関連
最新の研究によれば、テロ組織アル・カイーダの典型的なメンバーは、アッパー・ミドル・クラスで西洋で教育を受け、専門職に就いているという結果が出た。
500人のアル・カイーダ・メンバーについての分析によれば、大多数が高等教育を受けたことがあり、裕福な家庭の出で、アラブ世界の中でもより裕福な国の出身者だった。
この調査をまとめた犯罪心理学者のマーク・セージマン博士によると、アル・カイーダのメンバーは貧しい境遇でろくに教育も受けていない者と決めてかかっていたという。「貧困と絶望感と世間知らずという背景を持つ第3世界出身の独身の若者が、洗脳されてテロに走るのだと、テロリズムに関する固定概念で見ていた」のだという。
しかしながら、彼の調査結果によれば、アル・カイーダのメンバーの4分の3が、アッパー・ミドル・クラスの家庭の出身で、多くが結婚していて子どももおり、60%が大卒で、欧米で教育を受けたものも多かった。(サンデー・タイムズのサイトから。日刊ベリタにも同様の記事)

アル・カイーダはオームと似ているのだろうか? ふとそんなことを思わせる内容の記事だ。

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