ハイチ、反政府リーダーを殺害 (BBC)

ハイチ警察は、首都ポルトープランス郊外で指名手配中の反政府勢力リーダーを殺害した。
Ravix Remissainthe(写真)は、昨年のアリスティド元大統領の追い落としに繋がる3週間の叛乱における鍵となる人物の一人で、2月に起きた4人の役人殺害の件といくつかの警察署襲撃の件で、警察から指名手配されていた。
政府と敵対する武装犯罪集団は、暴力が支配したこの国では、いまだに野放し状態だ。
国連の文民警官スポークスマンのダン・モスカルクは、AP通信に対して、自称リーダーの元ハイチ軍兵士の死亡を確認したと語った。そして国連関係者とハイチ警察にとっては「脅威の排除」であると説明した。
元ハイチ軍軍曹のRavix Remissaintheは、1994年の国軍解体・再編以来、政府と対立関係にあった。
元国軍兵士たちは、いまだにいくつかの町を支配下においている。
ジュネーブに本部のある the Small Arms Survey(小武装勢力調査)は、国連の平和維持部隊による、ハイチの抵抗勢力の武装解除が十分に行われていないと発表している。その発表によれば、もし武装解除が不十分なままだと犯罪の輪廻は続くことになると警告している。(BBCのサイトから)

ハイチにスポットライトがあたらないのは、アメリカとフランスが邪魔しているから?