チャベス大統領、アメリカをテロ国家と非難 (アルジャジーラ)

ベネズエラのチャベス大統領は、ベネズエラのロシアからの武器購入をアメリカ政府が批判したことに対して、アメリカを「テロ国家」と強烈に非難した。「ブッシュ大統領は、イラクの化学兵器保有に関して公然と嘘をついた。アメリカは、イラクの都市を爆撃し、子供たちを殺し続けている。アメリカはテロ国家になった」とチャベス大統領は述べた。
ベネズエラは世界第5位の石油輸出国で、アメリカにとっては重要な供給国だが、98年にチャベス政権が誕生し、革命と自ら名づけた貧困対策を始めてから、両国の関係は微妙になっている。
アメリカはチャベスが、隣国コロンビアのマルクス主義抵抗勢力がベネズエラに潜伏するのを容認し、キューバのカストロ首相との関係を深めていることを非難している。
チャベス政権は、中国・ロシアとの経済的政治的結びつきを強めている。(アルジャジーラのサイトから)

アメリカが歴史的に中南米で行ってきたことを考えると、チャベスの発言に快哉を叫んでいる市民は多いだろう。