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ハイチで国連平和維持軍兵士が死亡 (BBC)

2005-03-21 20:56:43 | 中南米関連
国連平和維持軍と抵抗勢力の銃撃戦で、2人の平和維持軍兵を含む4人が死亡した。
南部の警察署が抵抗組織により襲撃された際に、スリランカから派遣された兵士が死亡したが、昨年6月にハイチに国連平和維持軍が到着してから最初の死亡者だった。
その後、ネパールから派遣された兵士が、ヒンチェ市街をパトロールしている最中に殺害された。
抵抗勢力のほとんどが、アリスティド大統領をハイチから追放するのを手助けした元のハイチ軍の兵士だが、その後の暫定政府に抵抗するようになった。
元兵士を掌握できていないことが、ハイチの不安定の最大要因だとBBCのクレール・マーシャル特派員が述べている。元兵士たちは、1995年にアリスティド大統領によって軍が解体されて以来給料が支払われていない。
退役軍人たちは、前大統領の追い落としの際に果たした彼らの役割りに対する見返りとして報酬を支払うよう、暫定政府に求めている。
マーシャル特派員によれば、日曜の国連平和維持軍への襲撃は、元軍人たちが実力行使によって問題を解決しようとしているサインだとのことだ。アリスティド大統領は1年前に亡命したが、7400名の協力な国連平和維持軍の存在にもかかわらず、暴力は続いている。

アメリカによるアリスティド大統領の追い落とし。国連の平和維持軍の兵士は発展途上国の出身者。命の値段ということを考えないではいられない。

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