趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

VSE

2016-04-30 21:23:35 | 模型雑感(N)

春に再販された小田急50000形VSEを購入しました。

初回品は実車が登場した2005年度に発売されたと記憶しています。

小田急のフラッグシップ車両なだけあって何年かに一度は再生産される人気モデルです。

専用スリーブに専用パッケージと、HG製品並に気合が入っております。

ウレタンはLSEやHiSEと同じ横向き配置。VSEが従来の11両から10両に変更されたのは、担当したデザイナーの岡部憲明氏からシンメトリーな編成にしたらどうか?という提案があったからだそうです。

動力車の3号車と隣の4号車は単独で、それ以外の車両は2両ずつ連結した状態で収納します。

さっそくレールオンしてみました。統一感の取れた上品なデザインがVSEの何よりの魅力

連接車は車体が短くオーバーハングがないため、カーブ区間でも見事な編成美を披露してくれます。

実車も登場から10年以上経過しますが最近の車両と比べても全く見劣りしていないと思います。

模型の方で少し気になるのはガラスのグリーンと運転台枠の印刷が濃いことくらいですかね。

あと運転台のワイパーがオミットされていますが、これは後付けするユーザーには好都合でしょうか?

側面のロゴもきれいに決まっています。特徴的な高位置空気ばね台車も忠実に再現されています。

PT-7113-D形パンタグラフはリフト状態でも安定していて造形もGood

VSEを購入する前から他社製品の換装用としてよく交換用にお世話になっています。

車両の連結はU字型のフックを台車側の受けに差し込みます。この連結部は通電カプラーのため編成全体で引き通しを行なっており、安定した走行やライトの点灯に寄与します。

ブランドマークは2~3回目の再生産から付属するようになりました。(実車も登場時は付いてなかった)

トミックスが再生産で形態変化に対応するのはちょいと珍しいことかもしれません。

車体色が明るいため室内灯を点けた際の透け対策として黒い遮光シールが付属しています。

さらに牽引力を増強するための補助ウエイトが2種類付属。

大きい方を付けると補重もさることながら室内灯の取付にも対応しています。

「夜間走行をしたいけど牽引力も欲しい。室内の見栄えは多少なら我慢できる」という人向け

小さい方はインテリアを犠牲にしない代わりに室内灯が装着できなくなります。

「室内灯はいらないけど室内の見栄えも犠牲にしたくない」という人向け。

両方付けると機関車並に重くなり、急勾配のレイアウトでも余裕の牽引力を確保できそう

「室内灯はいらない。とにかく走行性重視」という人向け。

大きい方を付けるとシースルーにはなりませんが、窓際にウエイトがこないように配慮されているため、遠目なら違和感は少ないと思います。自分は純正の室内灯を使わない予定なのでひとまず保留にします。

先頭部の台車は集電非対応のためピポッド軸がない車輪を軸で支持しています。

SLの先台車に似た構造ですね。転がりは申し分なし

窓側に向けられたシートも忠実に再現されています。

床板とは別パーツなので色分けもばっちり。室内灯を点けたらさぞかし映えることでしょう

最前席の木製テーブルもしっかり色分けされており、もうマイクロエースかと思うほど。

片方の先頭車は後方席のシートを反転することで進行方向を揃えておきました。

ちょっと意外だったのがT台車の集電方法。2000年代の製品なので勝手に新集電だと思い込んでいましたが、動力車と同じ車軸に押し当てる方式でした。ただ、車体側は板バネを当てる構造なのでキハ187やキハ120のようなウエイト+コイルバネ方式よりはずっと転がりがいいです。旧集電よりも良く転がります。

同じ連接車の福井鉄道200形と並べてみました。200形の非冷房はけっこう人気みたいですね

わが家に国鉄/JR型の連接車が来る日も近いかもしれません。

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東武鉄道のSL運行について

2016-04-25 20:49:48 | 鉄道雑感

東武鉄道で2017年から運行が予定されるSL列車の計画概要が発表されました。

牽引機はJR北海道が所有するC11 207を借り受けます。同機は新型ATSの搭載を見送り2014年秋から火を落としていました。もし東武鉄道の打診がなかったら静態保存になっていたかもしれません

デフステーの上に載るカニ目や、スノープロウなどの北海道スタイルがどうなるか要注目ですね。

一方、客車はJR四国の12系と14系の計6両が譲渡される予定です。

12系2両はムーンライト松山・高知などで使用されていたもので、若桜鉄道に譲渡された車両の残りです。

14系4両は元々はJR東海に所属していた車両なので下回りがグレーに塗られています。さらに3形式のトップナンバーが全て含まれている非常に貴重な存在です。

運用に使用されるのは3両なので残る3両は予備編成を組むのでしょうか?

さらにJR貨物とJR西日本からヨ8000が1両ずつ譲渡され、編成中に組み込まれる予定です。

(下の写真は車番が異なります。)

車掌車はSLに積めないATS機器を載せるために連結されるとのことで、乗客は乗れないようですね。

補機・回送用にはJR東日本からDE10 1099が譲渡されます。1099号機はかつて大宮車両センターの入換用に活躍していた車両で、双頭連結器を装備していたのが特徴的です。(現在は自動連結器を装備)

さらに起点となる下今市と鬼怒川温泉にはJR西日本から譲渡される転車台を設置する気合の入れよう!

両駅間は12kmほどしか離れておらず、1日数往復を運転するため正向き運転は外せなかったようです。

下今市には長門市のでて20-1が移設されます。10月に開催されていたながと鉄道まつりでは手動ながら実際に回転する姿を見ることが出来ましたので比較的状態は良いものだと思います。→長門市の転車台

鬼怒川温泉には三次の転車台が移設されます。こちらは形状から18m級のG2-1と思われます。

大友式牽引装置に使用するエアータンクやホースなどが残っている貴重な転車台です。

C11の転向だけであれば真岡鉄道のように小型の転車台を新造した方が安上がりでしょう。しかし、ATSを積んだヨ8000も一緒に回すとか、あるいは他社の大型蒸機を回すことを視野に入れているとかならば、転車台の譲渡に合点がいきます。SLの研修庫は南栗橋車両管区に新設され、検修や乗務員の養成はJR北海道、秩父鉄道、真岡鉄道、大井川鉄道の4社に協力を頂くとのこと。運転開始が待ち遠しいですね。

p.s. 釜石の転車台を更新しました。

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満開

2016-04-21 20:52:56 |  撮 影

D03さよなら臨時列車は養老駅にて折り返し

改札を出てみると満開の桜が迎えてくれました。

2016/4/2 養老

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売却されてしまったけど…EF510 509

2016-04-12 18:15:05 | 車両工作(N)

実車は日本海側で第2の人生を送ることになったEF510 500。こちらもEF81と合わせて進めています。

基本セットは入門用の3両セットなので手すりがこんな感じです。増結セットAに付属している浮いた手すりと交換してあげました。

ナンバーは接着されているのか簡単には外れませんでした。

トミックスの機関車ではお馴染の色差しから始めるとしましょうか。まず屋根上パーツはミッチャクロンを吹いてから各色を筆塗りします。碍子はGMの青緑1号に白を少し加えて塗っています。配線は銅色です。

腰部のライトカバーに横筋が入っているのが気になったので、ペーパーとコンパウンドで消しておきました。

左がそのまま、右が研磨後です。

運転席はクレオスの#22 ダークアースを塗り、ライトケースはブラックアウトしました。

腰部のプリズムは根元を半分くらいカットして上部のライトと明るさが同じくらいになるようにしました。

普通は導光距離が長くて屈曲部の多いプリズムの方が暗いんですけどEF510ではなぜか逆転してます。

基板は高輝度の電球色LEDに交換して常点灯化も施しました。そろそろアンバーやレモンイエローのLEDはやめて頂きたいものです。ついでに後進時のチラツキ対策も考えていますがまだ調整中です。

ダイキャストの壁がLEDの光を遮っているようですので少し広げておきました。

ヘッドマークを付けて試し撮り。手すりはグレーの成型色でしたのでシルバーに塗っています。

この角度だともうちょい輝度が欲しいですね。オリジナルよりはだいぶ良くなりましたが。

カプラーはZ05K1376 EH200ナックルカプラーです。あら、スカートの左ステップがもげてるし…

スカートの開口部短縮とエアーホースの別パーツ化は後でやると思います。

真正面からだとそこそこ明るいですね。

導光材と基板の位置関係を見れば一目瞭然で、要はLEDをもっと手前に持ってきてやればいいんです。

つづく

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旧製品をレベルアップ 北斗星カラーのEF81

2016-04-09 21:04:14 | 車両工作(N)

こんばんは

カシオペアが6月から貸し切り列車として復活すると聞いて、もう復活か!と思いつつも嬉しい管理人です。

今までもカシオペアクルーズとして東日本管内を年に数回ほど走行していましたが、今回は再び北海道の地に足を延ばす模様です。ただ時刻表からカシオペアの表記が消えてしまうのはやはり寂しいかな。牽引機のEF510 500はすべてJR貨物に売却されてしまったので再びEF81が牽引にあたると思います。

E26系は昇圧後の青函トンネルに対応するため追加改造が行なわれています。道内乗り入れは四季島登場までの1年限定なので撮影はお早めに。下の写真は2015年にEF81 97にて代走がおこなわれたカシオペアです。特別なトワイライトのように専用の牽引機(カシオペア色)の復活も期待したいですね。

その一方で北斗星の客車はどんどん廃車が進み、残る車両はほんの一握りになってしまいました。

鉄道博物館に収蔵する話はないんでしょうかね?スシ24で再び食事を味わえるなら喜んで乗車します。

だいぶ話が逸れてしまいました。本題は北斗星カラーのEF81をスワップする話でした。

旧製品のボディに現行品の新プリズムを入れてみました。根元の部分が干渉するため下回りを入れてもカチッと嵌りません。リューターでガリガリしてタッチアップしておきました。

ちなみに現行品のボディー+旧プリズムは無加工で入ります。

こちらも干渉しているように見えますがプリズムの裏が傾斜しているため上手く逃げています。

手すりはモールドを削ってΦ0.5で穴あけ。解放テコはモールドより気持ち内側に開けました。

取り付けるパーツはPP0805 手すり・解放テコ(EF75・ED79形用)で代用します。

JRマークはキハ40の転写シートに付属していたものがジャストサイズでしたのでそれを転写しました。

インレタが発売中止になって久しいですが今はこうした付録を活用することでなんとかカバーしてます。

採光窓は流星の尾がベタ塗りと塗り無しの2パターンあります。登場時はベタ塗りでしたが近年は省略される傾向にあるようです。2016年4月現在現存する北斗星色のうちEF81 80、EF81 97 EF81 133は塗りがなく、EF81 98のみベタ塗りとなっています。塗り無しを再現するなら別売のガラスを手配する必要がありますね。

↑今は亡きEF81 88。採光窓はベタ塗りです。

レインボーカラーの場合は塗ったり塗らなかったりなのできちんと時代考証する必要がありそうです。

区名札は銀河モデルのステッカーを使用しました。手すりと解放テコを別体化すると精密感が出ますね。

手すりは透けが気になるので塗装した方がよさそうです。

ナンバーはカシオペアと同じ方式をやりましたが、今回は拭き取る際に文字色が剥がれてしまい大失敗。

原因はエナメル塗料ではなくラッカー系を使用したことと、丸一日乾燥させてしまったことにあると思います。

ナンバーはひとまず保留にして、前面窓のHゴムの外側を黒く塗っておきました。

こちらはしっかり乾燥させないと嵌めこむ際に剥げてしまうので要注意

もうちょい続く?

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