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釜石の転車台

2012-06-17 17:14:13 | 転車台訪問

釜石線で終点の釜石に到着する手前、転車台が見えてきました。

この転車台はレール直締式のバランスト型下路式です。長さは20m級

車窓からよく見えました。中央支承は細身で高さがありますね。

すり鉢状のピットは上路式用に見えるのですが桁を振り替えたんでしょうか?

銀河ドリーム号の牽引機であるD51 498の転向に使用されています。

今年の運行は2004年以来の8年ぶり。転車台への入線も8年ぶりになります。

駅前の駐車場から転向作業を見学します。

列車の到着後、30分もしないうちにD51がバック運転でやってきました。

雨が強くなってきました。初夏なのに寒いとは…

D51のホイールベースは17,360mmなのでわりかし余裕があります。

 

回り始めたと思った途端に動かなくなってしまいました。駆動音は聞こえるので牽引車が

空転しているのかな。レインコートの作業員の方が人力用のテコを準備しています。

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タービン発電機の排気に勢いがありますね。

微調整をしている内に再び動き始めました。よかったよかった

牽引車側のレバーは桁の上に載っています。一般的には桁の外側に付きます。

牽引車の窓も横桟のあまり見かけないタイプです。

転向中に後続列車が目の前を通過しました。SLの運行日は遠野から時変ダイヤ

になっています。そのため時刻表を見るとSLの試運転をする日が分かります。

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180度回して終了ですが、食い違いが発生しているようでロックが掛かりません。

再び人力用のテコを用意してレールが揃うように調整をしています。

レールがロックされたことを確認後、仮設された整備場に引き上げていきます。

それにしても8年ぶりで動くとは驚きました。作りがしっかりしている証です。

次はいつ使用されるか分かりませんが、使える状態を保っていてほしいですね。

 

2016/4/24 追記 ラ・オツェアーノ

4年ぶりに釜石へやってきました。SL銀河の運転に伴い転車台はお色直しされています。

山田線はBRT化などが提案されていましたが、三陸鉄道に移管されることになりました。

遠野でSL試運転列車を追い越してきたので一旦ホテルに荷物を預けてから転車台へと向かいます。

牽引車は桁よりもやや明るいブルー1色に塗り替えられ、一部の窓が田の字になりました。

20分くらい待っていると汽笛の音が近づいてきました。C58 239を見るのは復活前の試運転ぶりです。

この日は信号トラブルの影響で乗ってきた列車は約1時間遅れ。SL試運転も遅れていたようです。

回し棒は取付済みになりました。4年前とは異なり大館のように持ち手が垂直になっています。

C58のヘッドライトは初年度と同じダブルシールドビームに戻ったようです。

2015年度はテンダ―のLP402と主灯のLP405を交換して運転していました。

よくよく考えたら試運転ばかりでSL銀河には未だ乗ったことがありませんな。

釜石鉱山のトロッコと合わせていずれまた訪問したいと思います。

見学時は桜も見頃でしたが、先日の風雨でみんな散ってしまいました。

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