JR北海道から単独維持困難の路線が発表されています。中でも根室線 富良野-新得間はよく乗車した区間でしたのでショックを受けています。自分にできることは何かないのかと考えてしまいます。
帯広から普通列車で釧路を目指す道中、浦幌で停車時間がありましたのでランプ小屋を観察しました。
レンガの積み方はイギリス積みで、製造銘板によると1911年(明治44年)製のようです。
駅開業は1903年(明治36年)ですから開業から少し経った8年後に設置されたことになります。
壁面と扉の縁は白モルタルで補強されています。鉄扉の左にあるスイッチは庫内照明用でしょうか?
レンガの目地も白いので他のランプ小屋とは見た目の印象がだいぶ異なりますね。
扉の下の方を見ると、縁のモルタルが剥がれ、中のレンガが姿を現していました。
妻面に窓はありませんでした。(背面は未確認)
レンガ建築にトタン屋根はちょっと頼りなく感じてしまいます。
おまけ
浦幌-上厚内間にある常豊駅もとい常豊信号場には立派なホームがありました。