50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

一つの確信に近く、一度そうなるとゆるぎそうになくて・・・

2015-12-23 06:44:15 | 小説
一つの確信に近く、一度そうなるとゆるぎそうになくて始末がつかなくなった。で母に子供たちを託して飛びだしてきている。
「今以上に何を望んでどうなると言うのよ」
と幸男向けに呟いてみる。
「よっ」
と言われて肩に触れられ、夏子はまさか本人だとは思わなかった。

(つづく)


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