50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

とっさに車窓の街中に沈黙を投げ、・・・

2015-06-02 21:30:34 | 小説
とっさに車窓の街中に沈黙を投げ、あの抱擁とキッスのシーンを呼び戻している。大きなマスクが幸いしたように大胆に。望月幸男、電話口のあなたは十年の歳月を超えて、昔みたいにやさしかったわね、でも私はタレント。瞬間的にそう思った後で、そのタレントらしい頭の切りかえの素早さが容易く発揮されていた。

(つづく)


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