50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

幸男をからかうことが親密度を見る、寒暖計のように・・・

2015-10-10 23:22:26 | 小説
幸男をからかうことが親密度を見る、寒暖計のように思っているのだ。居間には夏子の子二人と、春子が母親たちを真似るかのように仲よく玩具をわけあっていた。小心な幸男を越えている風景だろう。

(つづく)


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