50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

昨夜の雨に洗われ、湾の風景の美麗さと言ったらないのだった。

2016-02-01 14:45:38 | 小説
昨夜の雨に洗われ、湾の風景の美麗さと言ったらないのだった。日本画と油絵の折衷風とでも言いたい真昼のながめはさざ波の霞む海の彼方から岬の新緑と南国の風景が理恵を魅了してゆったりさせる。

(「おしのび」つづく)