トミーの釣行記

社会人になって数年の若者の成長記録。釣り、車などの趣味を主に投稿してます。最近少し投稿は滞り気味ですm(_ _)m

過酷な精神戦!【釣行記】

2015-08-15 18:21:34 | 釣行記
こんばんは



昨日と今日をまたいで志布志の沖堤防に夜釣りに行ってきました!



昼釣りの人達の回収の船に乗って、4時頃には沖堤防の3番に到着です!


前々から言っているように、釣れるものは何でも釣ってしまおうという計画です。




まず夕マズメの時間帯に合わせてフカセ釣りを開始します。


しかし、なかなかエサが取られず、苦戦していました。



困った時の際頼み!ということで、堤防の際を狙ってみても大きいオヤビッチャが顔を出す程度でした。



この時、時刻は5時ですからまだまだ時間はあります!




だんだんと太陽が低い位置まで降りてきました。


とにかく空いている時間に腹ごしらえ

海の上で食べる飯は最高にうまい!





この時間帯になって、何者かに追われたベイトがかなり跳ね出し、時折バシャバシャとボイルが起こっています。


ナブラめがけてキャストすると、ルアーのすぐ横で大きな魚がボイルしたり、60cmクラスのサゴシがチェイスしてくるのですが、見切ってしまいます。


ルアーには何も来ませんでしたが、これからが夜釣りの真骨頂!


電気ウキに変えて気合い入れるぞ~と張り切っていたのですが、未だにエサが取られません。


フカセ釣りもそうですが、タチウオを狙うためにも大きめの電気ウキの仕掛けにキビナゴをつけて投げるんですけど、そちらも全くアタリが出ないんです。


フカセ釣りの方もエサが取られないので、ボチボチ休憩しながらロッドを振ります。




ちなみに志布志の沖堤防の内側は、工業団地の明かりでかなり綺麗に照らされています。



釣りをする最中も真っ暗ではないので、比較的釣りはしやすかったです。



しかし深夜2時頃になり、精神的にキツくなって来る時間帯でもアタリは来ません。

本当に竿1本から2本半までの間を沈めても、沖に投げても、手前を釣っても、全く反応がないんです。



水面付近では未だにシーバスがベイトを追っている状況が続いていて、しょっちゅうバシャバシャとボイルが起こっていますが、ルアーには全く食いついてきません。




もう何をやっても釣れる気がしないので、深夜2時から朝5時まで寝ることにしました。


体はあまり疲れていないので、寝付きはそこまで良くはなかったんですが、夜空は星が綺麗に見えていてとても感動的でした。


写真には撮れないので、お見せできないのですが、今まで見た星空の中で1番綺麗でした。


たまに流れ星が果てしない速さで流れていきます。
15分くらいの間に5、6回は見えましたね。


それと空が澄み切っているので宇宙ステーションの動きも丸見えなんです。



広大で終わり無き星空を眺めていると、非常に心安らぐ時間に包まれますし、これまでの人生観さえも小さく見えてしまうくらいに面白い空間です。



そんなこんなで気付けば5時!

マキエを作り直し、仕掛けを昼釣りタックルに戻したら日が昇ってきました。



ここでちょちょいと朝飯を食ってエネルギーチャージ!




そして5時30分、昼釣り開始です。
回収時間は10時なので、昼釣りは短時間です。



明るくなってから30分ほど経ち、やっと!やっと!エサが取られました!


なんと10時間ぶりのエサ取りです。


本当に辛かった!



頻繁にとまではいきませんが、数投に1回アタリが訪れてくれます。



そして7時30分ごろ待ちに待った本命アタリが訪れました!

ウキを1メモリ抑える前アタリがあり、その後にトップまでゆっくり消し込まれたのでアワセると少しだけコツコツとした重い引きがロッドを絞り込みます。


しかし、かなり大きかったのか、堤防の基礎石で擦られてしまい、痛恨のハリス切れです。



魚っ気が出てきたことにとても嬉しく、ロッドを振るテンポも早くなっていきました。




そう時間も空かずにまた本命アタリが訪れました。



鋭くアワセを入れるとまたギュイ~ンとした重い引きがロッドを絞り込みます。


最初はコツコツと叩かないのでチヌとは思いませんでしたが、水面に上がってくるにつれて徐々にコツコツと叩き始めました。


そして待望の本命魚がコチラ~


40cmのチヌです。



毎回少なくとも45cm以上は釣っているので少し物足りない感じがしますが、10時間以上アタリが無かった後のこの魚との出逢いなので、小さくても価値が果てしなく大きい魚なんです。



その後はアタリも減り、残り時間もなくなった為、9時30分に納竿となりました。




やっぱり日中は暑いですよ。

片付けするだけでも汗がスタスタ溢れ出てきます。


どんなに過酷な状況でも、アタリが10時間以上無くても、そのフィールドのポテンシャルを信じて仕掛けを投げ続けることで魚達がそれに応えてくれるので、その想いが報われる1匹でした。



ちなみにほとんど釣れなかった言い訳をさせてもらえるとしたら、目の前でイルカのショーがあったことですね。笑笑


志布志の湾内で2m近くある巨体が「バッシャンバッシャン」と跳ねている光景を目の当たりにしました。






今回も正丸のホームページに載せてもらいましたが、まだまだ小さいですね~



また来ないと気が済みません。
しかし、夏休みはもう少なく、1日釣りに行ける事はないと思います。



今回の辛さはまたどこかで払拭したいと思います。


いや~とにかく過酷な釣りでした。


でも不思議なことに楽しいんですよ。
志布志の沖堤防での夜釣りが初めてということもあったんですが、綺麗な星空が見える最高のロケーションで過ごせただけでも楽しかったです。

また、不思議と体も疲れていないんです。
このままあと1日は釣りできたな!笑





とにかくお疲れ様でした!


それではみなさん、SeeyouNexttime


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