感想文です(というか本の紹介です
)。ネタバレにならないよう気をつけて書きますが、それでも少しは触れると思いますのでお気を付けて
『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』
花田菜々子/著 河出書房新社
題名と、表紙のカワいさ、それから
毎度帯にも惹かれ。もありますが、著者経歴のところに
「ヴィレッジヴァンガード」
という文字があったため。
ヴィレッジヴァンガードといえば、この春娘にカバンが欲しいと連れていかれたお店・・。しかも待っている時暇だから店内散策していたら伊藤潤二コーナーがありビックリした事。他にも濃い漫画(血の轍)があったり、夏に行った時はわたなべまさこの怖い漫画があって(聖ロザリンド)思わず買ってしまったあのお店だ・・。
帯の通り一気に読みました。出会い系と聞いていかがわしかったり怖かったらどうしよう・・と思いましたが、帯を信じて。果たしてその通りで、色んな出会いが描かれていて面白かったです。出会いとは色々なところに転がっているんだなーと。
本文の中で「どこかへ行く途中の人」という言葉が印象に残りました。
そして私も本の紹介をしてもらいたい。カルテ作ってもらいたい!と思いました(笑)自分が知らない、本の世界を知りたいです(自分だけだとジャンルが決まってしまうんですよねー)
それから「ガケ書房」の事も書かれていて思わずえっ⁉︎ってなってしまった。何故なら
『ガケ書房の頃』 山下賢二/著 夏葉社
丁度この本も(図書館で)借りていたから(まだ未読
)。
この本を借りようと思ったのは、最近出版された?山下さんの子ども時代?を描かれた絵本を読んだから。絵本はその場で読んでしまったから写真はないのですが、いろいろ思うところのある絵本でした。やはりまた借りてこよう(なんて素敵な偶然
)!
やはり本はいいですね。私の知らない世界に一瞬で連れて行ってくれる。久し振りに楽しい時間でした