この先を、生きて行く

難病の子もいる日常

2人目大学受験顛末・その5

2019-05-09 20:56:08 | 受験

センターリサーチではα学科の倍率が高かった。きっと他の人も思ったのだろう「倍率の低いβ学科にしよう」と。

 

5人に1人?こんなん受からないよ・・(結局α学科は2倍ちょっとだった)。

 

安心感を求め、安易に志望学科を変えたりするから、こういう事になったのではないか。私はそれを勧めてしまった(子が最終的に自分で判断したとしても)。どうしよう・・。

 

すぐに単身赴任先の夫にラインをしたら、電話がかかってきて、その旨を伝えると

 

「大丈夫だよ、受かるよ。だって大吉だったし(「物件選びのこと・その1」参照)。」

 

と言われました(というかそれだけ覚えている)。

 

そんな不確かなことを自信持って言われても・・と思ったのですが、意外にもその言葉で心が落ち着きました。そうだ、まだ何も始まっていない。これからだ!

 

その後起きてきた真ん中にこのことは言わず(言ったらネガティブな事しか言えなさそうだったし)学校に送り出しました。

 

 

それから一人長考。

 

この倍率はどこから来た?

上から降りて来た?それとも志望校上げてきた?

 

・・・その時思ったのがやはり『国語の易化』。真ん中の志望学部は国語の傾斜配点が高かったのです。みんな国語が出来たんだ。だから志望校を上げてきたのではないか?

 

ならば倍率は高くとも、そんなに恐れることはないのではないか?

倍率が高くても、受かる人は受かる!

 

・・・なーんて思いつつも真ん中だってそれほどセンター出来たわけではない(後日談ですが志望校下げてT大学受験した同級生もいたらしい)。

 

ただ、受かる人は受かる!と考えが至っててからは、私自身気持ちがスッキリしました。

 

その後「学校でみんな志願者速報見てて、僕も見てみたら、なんか倍率が凄かったんだけれど」と青い顔して学校から帰宅した真ん中に、すかさず

 

「倍率なんて関係ないよ!受かる人は受かる!」

 

と言う事ができました。

 

 

・・・・案外これが良かったんじゃないかな~と思っています。その後の生活で、彼が落ち込んだり気負ったりする姿はみられませんでした。

 

ただ、リラックスしすぎて受験前日までスマホ・ゲームしていたのは良かったのか悪かったのか今でもわかりませんが(-_-;)

 

その後前ブログに書いた「いま書いてみる」や「よくやったね」に続きます。

 

今思えば不安の中よく書いていたなーと思います。落ちていてもこの気持ちを忘れないようにしないと、と思って書いていました(後期のアパートもやはり探していた)。そしてあの時の気持ちはあの時にしか書けない(老化のためすぐ忘れる汗)。書いておいてよかったかな・・と思っています。

 



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