綱敷天神社 禰宜日誌

大阪梅田の綱敷天神社のご案内ブログです

平成25年遣梅式

2013年07月24日 | ノンジャンル
今日、明日は日本三大祭の一つ天神祭。 
大阪天満宮さんの夏の御祭礼です。

この祭礼には、梅田の名の由来にもなりました、当宮御旅社の霊木「梅塚(紅梅の木)」の梅ヶ枝を用いる倣いがあり、この梅の枝に、天神さまの御神霊が乗り移られて、陸渡御、船渡御とお渡りになられるのが、このお祭りのクライマックスです。

今日は午前11時より、大阪天満宮の神童さんが当宮に親しく拝受のご参拝を頂き、それを受けまして梅ヶ枝お遣わしの御儀ご奉仕申し上げました。

このお祭りは、梅の枝を大阪天満宮さんのお祭りにお遣わしするので(奉献ではないので)、遣梅式(けんばいしき)と申し上げております。

大阪市内中心部にあって、往古の昔から長い間お付き合いのある、当宮と大阪天満宮さんの間だけで取り交わされる神事です。

ちなみに、この神童さんは大阪天満宮さんの氏地である、西天満小学校の児童から選出されるのが倣いなのですが、今年は、いつも禰宜が北区の事でお世話になっている方のご子息が務められるとの事で、個人的にも思い深い神事となりました。

明日は午後3時30分に陸渡御が大阪天満宮正門から出発し、老松通りを通って、大阪市役所、中央公会堂前を通り、天神橋ふもとの乗船場までを賑々しく陸渡御の行列が通り、そこから船に乗って、花火で彩られる中、大川をぐるりとまわります。 その間、神童さんは梅ヶ枝をずっと持っていなければなりません。大変なお勤めです。

天神祭の無事の渡御をご祈念するばかりです。

陸渡御、船渡御の道程については下記をご参考ください。
http://www.tenjinmatsuri.com/tenjinmatsuri_navi


  

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