綱敷天神社 禰宜日誌

大阪梅田の綱敷天神社のご案内ブログです

令和四年 立春

2022年02月04日 | ノンジャンル
今日2月4日は立春です。冬の気が極まり、春の気が立ち始める日とされています。 現状、コロナ禍の変異株で何かと厳しき状況ですが、これから少しずつ春の気が立っていく事を信じ、今日は御神前に春霞の香を献じました。

また昨年、当宮御本社の社号碑を揮毫頂きました、茂住菁邨先生から先日、「立春大吉」の護符を御献進頂きました。これは元々は曹洞宗の倣いですが、立春大吉という文字は表から見ても、裏から見ても同じである事から、この護符を玄関に貼っておくと、外から家宅に入ってきた鬼が、この文字を見て、「あれ?ここはまだ外?」と勘違いして出ていくというもので、一種の春ごとの縁起物です。この護符はご自身でお書きになられても大丈夫です。

立春は暦上では春ですが、寒さ最も厳しき季節でもあります。また2年にも及ぶコロナ禍でお心も疲弊している昨今ですが、「春を忘るな」の思いで、どうか皆様もお体お心お大切にお過ごし下さいませ。