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三姉妹考察

2013年01月27日 | 読書
橋本紡 著 『ハチミツ』読了。

相変わらずの世界観はやっぱり大好きだなぁ。

しかし今回の注目?は、
三姉妹。です。

思えば三姉妹のお話ってたぶんたくさんありますが。
何を隠そう、わたくし三姉妹なんですの。
しかも長女ときたもんだ。

小説や漫画を読んで、いつもいろいろと感じるところはありますよ。
比べるつもりなんてなくても、対象がそこにあるから。
考えずにはいられませんね、さすがに。

今回の『ハチミツ』、帯にあった科白が
「こんな妹に嫉妬してる?」的なものでしたが、
ちょっとそれについて考えちゃいました。

結論。
妹に嫉妬しない姉はいない。

兄弟姉妹の上or下で、損得ってのはどうしてもあるとは思うのです。
上は下を羨ましいと思うことはあるし、その逆も絶対。

それは結構簡単に、
「いいよねぇ~」とか「ずるいー」とか口にできちゃうレベルなんだけど。
それを越えたものが、上にはあるのです。たぶん。

下ってのは
上が我慢してきた事、むしろタブーにしてきた事、どう頑張っても今さらできないような事を
いとも簡単にやってのけちゃうの。

仕方ないんです。どっちもそうやって生きてきたんだし。
でもたまに、何とも言えない気分になるのよね…。
これがすなわち嫉妬してるって事だ。

家族や兄弟姉妹って、きっと人間が
一番最初に理不尽や嫉妬を覚える場なのではないかと気づきました。

まぁ、下には下の言い分があるでしょうけど。
そこはきっとお互い永遠に未知であり、分かり合えない世界だろうな。
真ん中ってのも、ますます未知だし。

って、本にあんまり関係ないような、あるような。
だけど今回の読書で、こんなこと考えちゃったのは事実なのです。