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『聖家族のランチ』

2012年05月12日 | 読書
以前から大体のストーリーは知っていたのですが、
読みました 林真理子 著『聖家族のランチ』。

決して楽しいお話ではありません。
耐えられないひとには、本当に無理だろうなぁと思います。

「もしもこんなことが現実にあったら?」と考えると
わたしも絶対!!受け入れられないハズ。
というか、受け入れられるひとなんている訳がない!と思います。

でも「お話」として、大変面白い本だったなという感想です。

家族4人の視点から進められるストーリーは
不穏な空気がどんどん増していって、ぐんぐん読ませます。
大変!気味の悪い展開だけれども家族のセリフは妙な説得力があるし、
4人のチームワーク?の良さはなんだか微笑ましいくらい。

これを良かったというのは悪趣味かしら。。。

それにしても、
一か月ほど前には『ねじまき鳥クロニクル』を読んで
間宮中尉の話に相当やられたというのに。
短い期間にまたも気色の悪いものを読んでしまったわ…。


そろそろすっごく明るくて爆笑できるくらいの本を読みたいね。