「原子力ドンキホーテ」 の著者 藤原節男さんの 講演会が、紀南文化会館研修室で開催されました
原爆実験や、広島原爆など、当時の記録映像を見ながら解説
又、広島・長崎・ビキニ水爆実験と被ばくを繰り返し、原子力に強い反発を感じている日本国民に対し
アメリカが、原子力の平和利用として、原子力発電を勧めたいきさつを、
テレビのドキュメンタリー番組を元に、詳しく説明してくれました。
国民の核アレルギーを、賛成に転換させた、アメリカと日本(政財界やマスコミ)・・・
日本の「原子力むら」の原点(?)でしょうか・・・・
福島第一原発3号機は、核爆発
3号機の爆発では、一度ピカっと炎が出た後、ドーンと黒煙がまっすぐ建屋上方へ600mも上がっています!
水素爆発では、あんな黒い煙は出ません。キノコ雲の形状といい、核爆発の現象に酷似しています
原子炉内ではなく、使用済み核燃料プールで、小規模な核爆発があったと思われます!
1・2・3号機の、核燃料は、メルトスルーからメルトアウト
・・・ただ、地中に潜り込んで、地下水に遭遇しても、余程、条件がそろわないと爆発しないでしょう
むしろ、1.2.3.4号機の、「使用済核燃料(4号機は、使用中も含む)」の方が、この先心配・・・
福島第一原発は、津波が来る前に、地震で損傷をうけていたのではないか
会場は、満席で、椅子を次々追加・・・・熱気あふれる講演会になりました
事故の原因究明をしないでおいて、原発再稼働にむけ舵を切っている、電力会社や政府
私たちも、もっと危機感を持って、真実に目を向けていかなければと、切に感じました
※ 8/19 追記
紀伊民報 8/20日付記事に、講演会の様子が掲載されました