壺井八幡宮  社報

壺井八幡宮の社報「香呂峰だより」や、境内の花や風景等の写真をまとめた「境内だより」です。

第23号 平成26年6月

2014年06月28日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》
 5月に、早くも30度を超える気温を記録し、暑がりの私はこの夏はどうなるのか不安になっておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 さて、今年は壺井八幡宮が御鎮座してから950年という節目の年です。大神様は千年近くもこの地に鎮まり、氏子崇敬者、また関係のある皆様をお守り下さいました。また、その同じだけの時の流れの中、神社をお守り頂きました皆様に感謝を申し上げます。
 そこで、5月15日には記念大祭を、25日には奉祝神賑行事を計画させて頂きました。お陰様で天候にも恵まれ盛大に開催することが出来ました。既にホームページでご覧になられている方もおられるかもしれませんが、報告書を同封させて頂きましたのでご高覧頂ければ幸いです。

 壺井八幡宮 宮司 木大明

《神道のあれこれ》

~お札・お守りについて~

 以前の『香呂峰だより』を見返しておりましたところ、「白旗守り」や「茅の輪守り」については書いておりましたが、「お札・お守り(以下、お守りと書きます)」については書いていなかったので、今号で書いていこうと思います。
 先ず始めに、一番よく聞くことなのですがお守りは「売り買い」するものではありません。神様にお金を「お納め」して、「授かる」ものであります。当然ながら、売買していません(商品ではない)ので、消費税はかかりません。おみくじを例にだしますと、単純に考えてあの紙に商品価値が何百円もあるとは思いませんが、なぜ皆さんがその初穂料をお納めされるかというと、おみくじは「神様からのお言葉」であるからです。商品ではなく、信仰の対象であるということです。このことは他のお守りにも言えることです。
 また、お守りは神職がお祓いをして、お御霊(みたま)を込めます。すなわち神様の御神徳を賜ることが出来る窓のようなものと思って頂ければいいと思います。当然お祓いをして清らかな状態でないといけませんので、落としたり、粗相がありますと良くありません。新年で交換することは、「旧年中は有難うございました」とお返しをして、「今年も宜しくお願いします」と新しいお守りに替えるということです。伊勢の神宮の式年遷宮の考え方と同じではないでしょうか。

 

《今号の標語》

人よりも 一尺高くから 物事を見れば 道は常に 幾通りもある

坂本 龍馬

 

〇壺井八幡宮創建950年記念大祭並びに奉祝神賑行事の報告です

  



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