壺井八幡宮  社報

壺井八幡宮の社報「香呂峰だより」や、境内の花や風景等の写真をまとめた「境内だより」です。

第3号 平成21年4月

2010年02月27日 | 社報 香呂峰だより

≪はじめに≫
新芽が芽吹き始め、楠木の葉も変わり始めたこの初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
父の後を継ぎ宮司となって、早いもので二度目の新年度が始まりました。昨年は何もわからぬまま行事に追われた一年となりましたが、今年は地に足をつけて一歩一歩着実に歩んでいきたいと思いますのでこれからもお力添えをよろしくお願いいたします。また、壺井通法寺の氏子の皆々様のおかげをもちまして、無事に火災保険をかけることができました。誠にありがとうございました。

壺井八幡宮 宮司  木大明

≪神道のあれこれ≫
神社には必ずと言っていいほど鳥居があります。鳥居は神社の入り口に立つ一種の門であり、神様の聖域と人間界との境界を示した物であると言われています。鳥居の起源はよく分かってはいませんが、一説によると天照大御神様が天の岩戸にお籠りになられた際、長鳴鳥を止り木にとまらせて鳴かせたということから、神前には止り木を作るようになり、それが鳥居となったと言われています。実は神社によって鳥居の形は違いますので、その違いを見てみるのも面白いと思います。

≪お宮さんの今≫
昨年より総代会や各区の総会において協議していただきました「火災保険」ですが、氏子の皆様のおかげをもちまして無事に掛けることができました。この百年に一度という不況の中、決して安くはない保険料ですが、皆様の温かいご支援を頂けるということで、私をはじめ、役員、総代一同大変感謝いたしております。今後もより一層の発展を目指して頑張っていきますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

今月の標語
至誠天に通ず 
内田魯庵(明治期の評論・翻訳・小説家)
真心をもって事に対処すれば、その気持ちは天に通じて必ず良い結果をもたらします。

≪壺井八幡宮 祭典予定≫
429日 昭和祭
5
1  月次祭
   3日 憲法記念祭
   5日 こども祭
   5日 壺井八幡宮 例大祭

 


第2号 平成20年12月

2010年02月27日 | 社報 香呂峰だより

≪今月の標語≫
人は巧(たく)みにして偽(いつわ)らんよりは、拙(つたの)うしても誠あるに如(し)かず

世の中はごまかして渡ってはなりません。ありのままの姿(言動)で世を送るのが一番人から信用される基だと肝に銘じたいものです。

≪お宮さんの昔≫
この地域はかつて「香呂峰」という地名で、「源頼信公は寛仁4年(1020年)河内守として、この地に赴き香呂峰に館を構えた。」とあります。そして頼信公の息子である頼義公が前九年の役にて勝利をおさめ凱旋し、八幡宮と井戸をつくり「壺井」と改名したそうです。「香呂法」という美しい地名を次の世代にも伝えたいものです。

 ≪神道のあれこれ≫
ここでは、聞いたことはあるけれども詳しくは分からないといった、神道に関することを書いていきたいと思います。
今回のテーマは氏子です。
氏神様に対しその氏神様を信仰している人々を氏子と言います。かつては、血縁関係にある一族のことを指していましたが、時代とともに、その氏族の土地に暮らし、一体となって暮らしを営んでいる人々も氏子と称するようになりました。そして現在では「氏神様の周辺の地域に居住している人々」のことを氏子と呼んでいます。また、そのほかの地域に住んでいる信奉者は「崇敬者」と呼び、氏子・崇敬者の皆様によって神社は支えられているのです。

 ≪終わりに≫
前宮司が亡くなり一年が過ぎようとしていますが、あっという間の一年であったと感じております。右も左も分からない者が残りましたが、皆々様のおかげでここまで来ることが出来、感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

壺井八幡宮 宮司 木大明

 ≪壺井八幡宮 今後の祭典≫
1月 1日 歳旦祭
      3日 元始祭
      7日 昭和天皇祭遙拝式
    15日 古神札焼納祭(とんど)
             成人祭

2月 1日 月次祭
      3日 節分祭鳴弦の儀
    11日 紀元祭
    15日 月次祭
    17日 祈年祭