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tubemansound depo

【tubemansound】の仲間たちをご紹介します

便利な道具

2008-08-17 20:34:39 | いろいろ
 アンプなどの筐体のフロントパネルを作る時に、ボリュームやスイッチの表示を綺麗に入れると見栄えもよくなり、音も良くなる気がします。(そんな訳ありませんが!)プロに頼むと結構いい値段がするので今まではインスタントレタリングを使っていましたが、文字の種類や大きさが制限され、結構テクニックが必要です。最近部品屋さんへ行ったところ、サンハヤトがインスタントレタリングの製造を中止したので、在庫だけとの話を聞きました。外国製でこの手のプリント用紙があるのですが、値段が高く手間がかかるので、なかなか使う気にはなりませんでした。

 そこで何かいいものは無いかと探していましたが、ちょうど手ごろな物が見つかりました。文具メーカーの「PLUS」が出している「水転写シート」がそれです。パソコンで作画した図柄をプリンターで印刷し、その用紙を水で濡らすことで対象物に転写できます。慣れるまでちょっとコツがいりますが、なかなか綺麗に仕上がります。乾燥させて上からクリアーラッカーを吹き付ければ、しっかり定着できます。問題は逆さ向きに貼り付けるため、文字などはプリントするときに反転させる必要があります。パソコンソフトで反転させても良いですが画質が落ちるので、私はコピー機の反転機能を利用しています。


多忙!?

2008-07-09 23:32:43 | いろいろ
最近仕事が変わったため、ちょっと忙しいです。(本音はメチャメチャ!!)実は知人から大変面白い工作を依頼されたのですが、なかなか作業が進みません。SSLプリアンプの音質比較もしたいのですが、近々アップします!


              <33314内部>


お勉強!

2008-06-22 23:55:58 | いろいろ
 
 今日、外国語の検定試験を受けてきました。出来はともかく、久しぶりに緊張した一日でした。試験場で周りを見ても、若い人ばかりでちょっと場違いでしたが、中には多分リタイアしたと思われる方も居たので安心しました。もう忘れるほど長く勉強しているのですが、仕事の片手間なのでなかなか進歩しません。でも試験を受けた後の爽快感は、手作りアンプの音を初めて聞くときに似ています。ビンテージオーディオの検定試験があったら面白いですね!


DTMF ②

2008-03-31 11:40:43 | いろいろ
 8種類の周波数を組み合わせて16種類の合成信号を作り出すには、4×4のマトリックスが必要になります。通常ダイオード等を組み合わせてマトリックスを構成しますが、16接点×2=32個のダイオードが必要になります。プリント基板上に組み合わせるにはなかなか難しく、ダイオードだらけになるのも見た目が悪いので、ロジックICを組み合わせることにしました。
 ICを使うと、4入力のORゲートが8個必要です。最近はオペアンプやレギュレーターなどのアナログICばかり扱ってきましたので、デジタルICを使うのは学生時代(何10年前!?)以来です。当時はTTLにしてもCMOSにしても出始めの頃で基本的なロジックICしかなく、ORゲートは2入力のNOR(負論理ゲート)しか有りませんでした。しかし久しぶりにICリストを調べてみると、なんと4入力のORゲート(4072 CMOS 2回路)が有るではないですか!

その他ロジックからリレーなどの制御装置をドライブするアナログICも、もってこいのトランジスタアレイ(TD62003 7回路)を発見しました。

なかなか便利なICが有ることが分かり、頭の中に新しいアイディアが沸いてきました!!



DTMF ①

2008-03-28 23:24:07 | いろいろ
 知人からDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)を用いたリモートコントロールを作ってほしいとの依頼がありました。DTMFとは簡単に言えばプッシュホンの「ピ・ポ・パ」のことで、送信機側で8種類の周波数の正弦波を掛け合わせて16種類の信号を作り(エンコード)、受信機側で検波(デコード)して16種類のコマンドを出力します。アナログの音声信号なので1回路(有線、無線共)で16種類の操作ができ回路的にもシンプルということで、10年位前に流行った気がします。今までDTMFは扱ったことがないのでNETで調べてみたところ、1チップの専用ICでそれぞれエンコード、デコードできることが判りました。工作もそれほど複雑ではなさそうなので、早速製作にはいりました。
                                <ウィキペディア>より   
   
 しかしエンコーダー、デコーダーICを手に入れようと探したところ、困ったことに生産中止や販売終了になっていることが分かりました。何軒かに問い合わせてみましたが、デコーダーICは何とか手に入りましたが、エンコーダーICが有りません。最悪の場合中古のプッシュホンを分解してエンコーダー回路を流用することにして、取り合えずデコーダーICを買うため秋葉原へ出かけました。エンコーダーICを捜し求めて歩き回りましたが、やはり見つかりません。取り合えずデコーダーICを4個購入し、駄目元で店員さんに「エンコーダーが欲しいのだけど、何処かにありませんかね?」などと独り言を言ってみると、なんと不思議!「これが最後の在庫ですから」と店の奥から2個のエンコーダーICを持ってきてくれました!
「拾う神」は居るものです!