つらねのため息@gooブログ

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普天間問題について思う

2010-05-17 14:38:00 | 日本のこと
普天間問題はいよいよ行き詰っているようで。

鳩山政権のやり方を見ているともう少しやりようがあるよなあという気はしてならない。

鳩山総理が「少なくとも県外」と言った自分の言葉を何とか実現しようとして何か努力をしているのだろうなあと言うことはわかる。

しかし、「勉強した結果抑止力と言うのも大切だと言うことがわかりました」というのではちょっと言葉足らずというか、乱暴に過ぎる。

確かに、防衛と言う問題はなんでもオープンにできることでもないだろうけれども、「五月末までに県外移設を目指してやっていきましたが、政府として検討した結果、これこれこういう観点から、この程度は沖縄に残さざるを得ないと言う結論に至りました。残りはできるだけ県外に分散していきたいので、国民の皆さんの間でもよくご議論いただきたい」見たいな事くらいは言えないのだろうか?

自民党政権みたいに利権をぶら下げて徳之島の人を丸め込むみたいな芸当はまずできないのだから、正直に正面からここまでやったこと、これからやりたいことを示していくしかないだろう。

沖縄県の負担は重過ぎると考え、「少なくとも県外」という総理の思いを共有する国民は少なくないはずだ。いまや、自民党ですら県内移設に疑問を呈しているのだから。一国の総理大臣が望み、また国民の多くが望んでいることを実現できないと言うのは、民主主義国としていかがなことかと思う。

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