つらねのため息@gooブログ

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

グリーン・ポリティクスの方へ!

2009-07-29 21:42:00 | 日本のこと
松本・JR東海社長:民主マニフェストの高速無料化を批判(毎日新聞 2009年7月29日)

全部が全部賛成ではないですが、交通政策に対するいい問題提起になったのではないでしょうか。

アメリカですら「グリーン・ニュー・ディール」とか言ってる昨今、高速道路を無料化して道路特定財源の暫定税率も廃止するでは、時代に逆行するにもほどがあるでしょう。車社会に戻れと言っているようなものですからねえ(ETC割引も同様ですが)。

むしろ、環境税をしっかり取って地方の公共交通機関を充実させるくらいのことは言ってほしいです。

それがだめにしても、もうちょっと交通政策のヴィジョン的なものがしっかり見えてくるといいかと思いますが。

この夏の異常気象の中で選挙戦を戦うのですから、もうすこし環境が争点になってもいい気がしますけどねえ。

まあ環境だけではなく、政策論争のある選挙戦を期待してやみません。

Change?

2009-07-26 12:08:00 | 日本のこと
民主党がぶれているといわれている。

インド洋上での米軍などへの給油継続を決めたという報道がされた。

民主:一転「給油継続」 特措法期限まで 米国に配慮(毎日新聞 2009年7月17日 2時30分)

一方で、民主党のマニフェストには、子供手当の支給などいわゆる、「バラマキ」が多いとも批判されている。

どうもあれだけ「政権交代」を呼号していた割に「政権交代」への準備が不十分だなあという気がしてならない。

いうまでもなく、「政権交代」というのなら、どのように実際の変化に結び付くのかをきちんと示さなければならないはずだ。予算執行に関係する(要はお金を動かさなければいけない)政策は、いずれにせよ次の予算編成を待って成立させることになる。となれば、それは即効性のある「変化」ではない。だからこそゆっくりと、時間をかけて準備しなければいけないはずで、じっくりと(おそらくは政権に就いた後でも)議論しなければいけないはずだ。

一方で、外交政策は一円もかけずに、政策の転換を国民に示すことができる絶好の機会だ。インド洋から撤退すれば、一円もかからないどころかむしろ経費も節減できる。それによって日本の「Change」を内外に示すことができる絶好の機会のはず。スペインのサパテロ政権が政権をとった直後にイラクから撤退したのはよい先例だ。

そんな絶好のチャンスをなぜ逃してしまうのか、残念でならない。

ところで、あまり大きく報道されていないですけど、民主党のマニフェストで選択的夫婦別姓の明記が見送られたとのこと。個人的にぜひ実現してほしい法案だっただけに残念ですが、それ以上に、これも予算的な必要をほとんど伴わずにさっと実現できる政策なだけに、「変化」を見せる機会が失われたという意味でも残念な気がします。

おかしいよなあ

2009-07-21 22:10:00 | 日本のこと
「今度の選挙の争点は政権交代」。
どこのマスコミも何とかの一つ覚えのように繰り返しているけど、やっぱりおかしいよなあ。何らかの争点があって、それについて争った結果、起きるのが政権交代のはず。

政権交代が争点ということじたい、自民党長期政権の弊害がいかに大きかったかを示している。