待機児童の多い市区町村発表！（朝日新聞）

前回に紹介した3月20日付けの朝日新聞の記事には、待機児童の多い市区町村がワースト順で記載されていました！
認可外の保育所もふくめて入所できなかった昨年４月現在の児童数を、厚生労働省がまとめたものです。
認可保育園が母親たちのいちばんの願いですが、認可外すら入れない、深刻な実態がわかります。

足立区は全国でワースト12位、東京都ではワースト3位の397人（＞＜）；；

全体をみると、ひどいのは東京だけではないことがわかります！

1.　名古屋市　　　　　 1,032人
2.　札幌市　　　　　　　　929人
3.　福岡市　　　　　　　　893人
4.　東京都世田谷区　　786人
5.　大阪市　　　　　　　　664人
6.　川崎市　　　　　　　　615人
7.　神戸市　　　　　　　　531人
8.　東京都練馬区　　　 523人
9.　堺市　　　　　　　　 　457人
10.　那覇市　　　　　　 　436人
11.　仙台市　　　　　　　 410人
12.　東京都足立区　　　397人
13.　東京都大田区　　　392人
14.　神奈川県藤沢市　 379人
15.　東京都八王子市　 375人
16.　東京都板橋区　　　342人
17.　広島市　　　　　 　 335人
18.　千葉県市川市　　　296人
19.　東京都町田市　　　293人
20.　沖縄県浦添市　　　261人
（年4月現在、厚生労働省まとめ）


最近はワースト1だった横浜市が、保育コンシェルジュを設置して、
とにかく認可外の施設も含めて希望者全員をなんらかの保育サービスを受けられるように手当てしたことで、
行政が定義するところの「待機児童」は今年の4月でゼロになる見込みと発表されています。
（首都圏で「認可保育所」に入れないことで立ち上がった母親たちが訴えていることとは別のことになりますが。）

そこでワースト1になってしまったのが名古屋市！！
ほかにも東京都以外で、こんなにも深刻な地域があることにあらためて驚きです。。
耳にはしていまいたが、沖縄でも待機児童が多いんですね。。
お隣りの千葉県からは市川市が！

東京都を見るとワースト1が世田谷区で786人！
もともと保育園が少ない地域で、不況の影響により共働き世帯が急増したことが影響していると言われています。
これに対して、区は2009年以降、30園以上の認可保育園の増設を次々にすすめています。
今ある需要に対して、しっかりと認可保育園を中心に応えようとしている姿勢は評価できるのではないかと思います。
（最近、同区では時短勤務者に対する入園（在園）審査について問題があることについて、
母親たちが行動を起こしてニュースでも取り上げられています！）

東京都のワースト2位は練馬区の523人！練馬区でも最近、母親たちが集まり、区に対して働きかけと行なう動きが報じられています。
ワースト3、4、5の、足立区、大田区、板橋区。ここでもそれぞれ母親、父親たちが奮闘しています！

東京以外の都市にお住まいのみなさんとも、いっしょに声をあげていきたい思いです。