平成25年4月入園「不承諾通知書」予測

1月24日に開かれた子ども施策調査特別委員会では、
今年4月からの認可保育園の入園の申し込みの数が発表されました。

平成25年4月入園の申し込み総数は3,740名で、前年のから30名のプラスになっています。
募集人数を差し引いた不承諾の数は以下のとおりです。


平成25年４月認可保育園入園
申込人数　　　　　　　 3,740名（前年比プラス30)
入園可能数（募集枠）　2,148名
入園できない人数　 1,592名（前年比マイナス181名）

平成24年４月認可保育園入園
申込人数　　　　　　　 3,710名 （前年比マイナス56名）
入園可能数（募集枠）　1,937名
入園できない人数　 1,773名 （前年比プラス46名）
＊昨年の実際の不承諾通知の数は約1,500通、
　4月時点で認可に入れなかった待機児童は935人でした。

＊募集人数の公表後に欠員などの動きがあったり、
　いわゆる弾力入園などもあるため、実際の入園数、不承諾の数は前後する可能性があります。


4月から3つの園が新設されるため、入園できない人数（不承諾の数）の予測が前年比でマイナス181名になりました。
新設の3つの園は以下のとおりです。

うぃず千住曙町保育園：117名
うぃず千住大橋駅前保育園：101名
西新井きらきら保育園分園：45名（3～5歳）


認可保育園の増設計画がなかった状態で、昨年、一昨年と、区民からの苦情や度重なる要請を受けて、
今年の4月にはようやく3園の開設があり、認可保育園に入れない人の数はわずかですが減少しそうです。

しかし、それにしても対応は遅く、また甘いのではないかとの声が多く聞かれます。
親からの要求が一番高い認可保育園のニーズに対して後ろ向きな区の姿勢が否めません。
子育てに予算を使おうとしないのであれば、やはり子育てしやすい区とは言えないのではないのでしょうか。