昔、ある座談会である人がふと『あれは国産だし』と食品の評価をした。そこに加わっていた外国人が『別に日本産品でなければならないと言うわけではないでしょ』と憮然とした表情で言った。
拙宅奥様はどんなに値段の差があっても日本産品しか買わない。そういう奥様方は結構多いのではないか?
DNAの中に埋め込まれた何かじゃないか?と思う。古代のイスラエル人は食べる物と食べ方についてうるさかったがその名残ではないか?・・死んだ家畜を食べてはいけない。しかし異邦人に売る事は構わない、などと。
日本人の常識に適わない物事、奇異な何かの蔑称に”チョーセン”や”チョン”を付ける、チョーセン輪投げとか、バカチョンカメラとか。台湾育ちの母はチャン鍋とかチャン下駄などと言う言い方をした。これは別段蔑称ではないがしかし日本人正統から外れて品位を落とした姿を言ったようだ。外国人を”ガイジン”と言うのもこの流れだろう。
これは外国人からすれば鼻持ちならぬ日本人の尊大意識だろうが私は遠い先祖のDNAに埋め込まれた【選民意識】だと思う。『俺は日本人だ、おまえらとは違うぞ』或は『そこいらのウゾームゾーのようであってはならない』と言う無意識の意識があると思う。だから麻生大臣の『ウチの国では民度が高いのでそのような強制処置は要らない』になる、道路が清潔、などの姿に現われる。