ブルキナファソから帰国して☆

西アフリカ内陸国での協力隊活動を終えたつこの、結核闘病記!

学校めぐり

2010-10-19 03:22:05 | 協力隊活動
先週、CEB①(市の教育委員会みたいなところ)での会議で名乗り出てもらった5つの小学校


この月火水、全部廻って学校の状態・備品の確認と、今後の予定について

校長先生たちと話し合ってきました



結論から言うと、学校によって様々


木陰ない

とか、


木陰ある

とか、

校庭の木の多さとか備品の充実具合も勿論そうなんだけど、何より校長はじめ先生たちの意欲が学校によって全然違う




「あるもので工夫すれば何とか代用できる!!」(レンガと木を利用して囲いをつくろう 子供たちに水の袋を集めさせよう

「これは、私が用意するから問題ない!!」



と、物がなくても改善案を提案したり、私と一緒に考えてくれたりする校長先生もいれば、





「木を植えても、悪い奴が来て引っこ抜かれたり家畜が食べたりしてなくなる。どうしようもない。」

「ゴミを拾おうにもゴミ箱がないから出来ない。拾ってもまたすぐに汚くなるから意味がない。」

「うちには、ポットも種もない… お前がくれるのか?」



と、ネガティブな発言を繰り返す校長も…。





いや、無理にやって貰わなくてもいいですけど…?」


って、喉元まで出かけた。





とりあえず、どの学校も鍵は親。(PTA)


学校の水道代を援助してくれるのも親。

植林に必要な土を用意してくれるのも親。

休みの日、家事手伝いする子供に苗木の水やりに行かせる権限を持っているのも親。



なので、まずはどこの学校も親を説得させることから始まりそうです。

とりあえず、土曜日1つの学校の親たちの会議に出席して説明してきます





あともう1つ共通してるのが、物があっても使っていないということ。


こんなに立派な金網付きの菜園があるのに…






使ってない。てか、壊れてる?



↓草ボーボー


体育の授業時間に草刈り。筋トレ??




諦めて、倉庫に金網しまっちゃったり…



どっかの援助で支給されたらしいニームの種と、ポットまであるのに…




使ってない…

宝の持ち腐れ状態




でも、こちらにとっては新しく何かを買って貰うよりやりやすい




うまく活用出来なかったから…、問題が沢山あったから…、倉庫にしまわれてしまったのだろうけど…


うまく活用できるといいなぁ


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2 コメント

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Unknown (Nero)
2010-10-22 01:54:11
子どもの言い訳かって感じのネガティブ発言だね。校長やのに。
うまくいくと良いね
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Unknown (tsuko)
2010-10-24 22:32:56
ありがとう。
ほんとこっちの人は大人なのに子供っぽい。
でも、これが初等教育充実の差なのかなって思います。
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