ブルキナファソから帰国して☆

西アフリカ内陸国での協力隊活動を終えたつこの、結核闘病記!

退屈ではない入院生活

2011-11-09 17:03:40 | 結核闘病記
「あんた…、患者さん???」

歩行器で歩く隣の病室のおばあちゃんからそう言われたのが1週間前。

それからも、

「あんたは、介護の人ね?」

「最初、お見舞いの人かと思いよった!若いし、他の人と違うて元気そうやしね。」


とか、入院患者さんと顔を合わす度にそう言われます。



ほんと、自分でもどこが悪いのか分からないくらい元気です。

喘鳴も約1週間で聞こえなくなったし、咳は元から出ないし。


普通、結核になったら、保健所から患者の濃厚接触者に対して検診の指示があるのですが、
(市の保健師さんが病院まで聞き取り調査に来る。)


それすらも最初は、「しなくていいでしょう。」とのことでした。

でも、一時期、咳が出てたような気もするし、
これから先不安を抱えて生活するよりも今のうちに検査して貰いたかったので、
一応、両親と兄には検査の指示が行くことになりました。

でも、潜伏期間がだいぶあるので、レントゲンを撮るのは、最終接触日から3ヶ月後です。






さて、この監禁…もとい、入院生活。

暇だと思うでしょう?

看護士さんにも、「若いから暇でしょう?」とか言われる。


でも、残念ながら(?)けっこう忙しい。



毎日、あっという間に夜になる。

フランス語の勉強して(今、仏検2級合格目指して頑張ってます☆)、

合間に趣味の刺繍(前回の一時退避中に習得し始めました)して、


ブログを見て心配してくれた友人・知人と電話やメールして、
(本当にありがとうございます。愛されてるな、と感じる!!)




そして、バランスの取れた病院食♪



↑味は薄いけど、たまにこんな洋食も出て意外と美味しい。



いつも気付けば、外も暗くなっていて夕食、そして就寝(21時)。

むっちゃ健康的な生活です。






今日も、大学時代のバイト先の友達が文庫本を2冊送ってくれました。

読みたい本も沢山!



今までなんだかんだと、ゆっくりやりたいことをやる時間がなかったので、

意外とこの生活、楽しいです。

好きなこと、やりたい放題♪♪♪

体を思いっきり動かせないのが辛いですが、もともとインドアな趣味ばかり持っていたためか、そこまで苦じゃないかも。




ただ、このままでは退院したとき、プーになってしまう可能性大っっっ!!

就職情報、検索しなきゃな…。






●おまけ●
同室の84歳のおばあちゃんから、「奥さん」と呼びかけられてます。

結婚してないですよ、とは話してあるけど、
この歳の女性は、おばあちゃんの中では奥さん、らしい。

でも先日、母が見舞いに来たあと、「今のはお姉さん?」と聞かれる。


・・・・・・。


どうやら、私が老けて見えるだけらしい。

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