ということで、早速市役所行ってきました
隊員のあやちゃん そのカウンターパート 衛生課課長
と、話をつないで貰い、
市の家庭ごみ回収&市内清掃活動の仕組みについて課長さん自ら説明していただきました
話によると…、
家庭ごみ回収も、市内清掃活動も市がやっているのではなく、
すべてassociation(アソシアシヨン=団体)に委託してやって貰っているのだそう。
(前にも書いたけど、ブルキナにはそういう環境・教育など特定の目的をもった市民団体が沢山ある。)
家庭ごみ回収は全部で6つのassociation、市内清掃活動はこの6つを含めた11のassociationが分担してやっているらしい。
これらのassociationを管理する組合もある。
て、ことで、衛生課課長さんにassociationを紹介して貰い、
家庭ごみ回収の現場を見学させて貰いました
待ち合わせの約束は9時
ほぼ時間通りに皆集合し、出発
回収には、このリアカーとロバを使用。
リアカーには在ブルキナファソ フランス大使館の文字。
どうやらフランスの援助のもと、市役所が各associationに支給したらしいです。
さて、1件目。
家の門の前に設置してあるドラム缶製ゴミ箱。
ゴミ箱の下に、トレーを置いて…
(よく見るとコレ↑、テレビのプラスチック製のカバーなんです…)
ゴミ箱をくるん
どちゃー
変な汁が…
きちゃない…
それを、2人がかりでリアカーまで運びます
異臭がするので、顔にはマスクをしたり、布を巻いたり…
よっこらしょ
こぼれたゴミもちゃんと箒で掃除します
えらいなぁ~
続いて2件目。
ガーン
悲しい現状…
ゴミ箱があるのに、ゴミがゴミ箱に入っていない…
それでも、当然のように箒でゴミを集める彼女たち…
ホントに感心します。
でも、それもそのはず。
ゴミ箱があるというのは、当然のことのようで、当然ではなかったんです…
まずは、マシなものから。
セメントの袋や
壊れたバケツなどにゴミを溜めている家庭。
これなら、袋やバケツをリアカーまで運んでひっくり返すだけなので、まだ楽ちん
でも、
ゴミ箱(?)が移動できないから、その場でトレイに移さなきゃいけなかったり、
そもそも、ゴミ箱なんてシステムがなく、箒でごみを集める&トレイに載せて運ばなきゃいけなかったり…
ゴミ回収というよりは、お掃除屋さん化している彼女たち。
これも、ゴミ溜め。
こんなにゴミを出すのはパン屋さん
大量のごみ。
1人がゴミの中に入って、トレイに載せます。
もちろん、裸足
底でヘドロ化したごみをかき出す彼女。
ここ一件で30分以上かかりました
ここで、リアカーがいっぱいに
集めたごみを指定のゴミ置き場へ持っていきます。
クドゥグ市内には、2つの仮置き場があり、それを定期的に市役所の車が郊外のゴミ捨て場に移動させるそうです。
市内の仮置き場は、ホントに町の中。
異臭放つゴミ置き場の向かいには、美容室と飲み屋がありました
近隣の住民から苦情は出ないのだろうか…?
今日一日で、この仮置き場に2回やってきました。
つまり、リアカー2台分のゴミを集めたということ。
25件くらい廻ったかな?
作業が全て終わったのは、15時。
途中、休憩も食事も摂らずに歩きっぱなし
これで、貰えるお金はお家1件500F CFA/月。
このお金で、ロバの餌代、リアカーの修理代、保護具代、association運営費など全てを賄います。
女性たちの手に渡るのは一体いくら?
この500Fですら支払が滞っている家庭もあるし、
そもそも家庭ごみ回収を利用せず、焼却したり放置したりする家庭の方が多いのがクドゥグ現状。
ちなみに首都ワガではお家1件につき1000F CFA/月。
まだまだ、住民の意識に差があるということです。
その辺の実態の調査&啓発を今後していく予定です。
では、長くなりましたが、ここらへんで。
毎度ながら、写真多くてごめんね
隊員のあやちゃん そのカウンターパート 衛生課課長
と、話をつないで貰い、
市の家庭ごみ回収&市内清掃活動の仕組みについて課長さん自ら説明していただきました
話によると…、
家庭ごみ回収も、市内清掃活動も市がやっているのではなく、
すべてassociation(アソシアシヨン=団体)に委託してやって貰っているのだそう。
(前にも書いたけど、ブルキナにはそういう環境・教育など特定の目的をもった市民団体が沢山ある。)
家庭ごみ回収は全部で6つのassociation、市内清掃活動はこの6つを含めた11のassociationが分担してやっているらしい。
これらのassociationを管理する組合もある。
て、ことで、衛生課課長さんにassociationを紹介して貰い、
家庭ごみ回収の現場を見学させて貰いました
待ち合わせの約束は9時
ほぼ時間通りに皆集合し、出発
回収には、このリアカーとロバを使用。
リアカーには在ブルキナファソ フランス大使館の文字。
どうやらフランスの援助のもと、市役所が各associationに支給したらしいです。
さて、1件目。
家の門の前に設置してあるドラム缶製ゴミ箱。
ゴミ箱の下に、トレーを置いて…
(よく見るとコレ↑、テレビのプラスチック製のカバーなんです…)
ゴミ箱をくるん
どちゃー
変な汁が…
きちゃない…
それを、2人がかりでリアカーまで運びます
異臭がするので、顔にはマスクをしたり、布を巻いたり…
よっこらしょ
こぼれたゴミもちゃんと箒で掃除します
えらいなぁ~
続いて2件目。
ガーン
悲しい現状…
ゴミ箱があるのに、ゴミがゴミ箱に入っていない…
それでも、当然のように箒でゴミを集める彼女たち…
ホントに感心します。
でも、それもそのはず。
ゴミ箱があるというのは、当然のことのようで、当然ではなかったんです…
まずは、マシなものから。
セメントの袋や
壊れたバケツなどにゴミを溜めている家庭。
これなら、袋やバケツをリアカーまで運んでひっくり返すだけなので、まだ楽ちん
でも、
ゴミ箱(?)が移動できないから、その場でトレイに移さなきゃいけなかったり、
そもそも、ゴミ箱なんてシステムがなく、箒でごみを集める&トレイに載せて運ばなきゃいけなかったり…
ゴミ回収というよりは、お掃除屋さん化している彼女たち。
これも、ゴミ溜め。
こんなにゴミを出すのはパン屋さん
大量のごみ。
1人がゴミの中に入って、トレイに載せます。
もちろん、裸足
底でヘドロ化したごみをかき出す彼女。
ここ一件で30分以上かかりました
ここで、リアカーがいっぱいに
集めたごみを指定のゴミ置き場へ持っていきます。
クドゥグ市内には、2つの仮置き場があり、それを定期的に市役所の車が郊外のゴミ捨て場に移動させるそうです。
市内の仮置き場は、ホントに町の中。
異臭放つゴミ置き場の向かいには、美容室と飲み屋がありました
近隣の住民から苦情は出ないのだろうか…?
今日一日で、この仮置き場に2回やってきました。
つまり、リアカー2台分のゴミを集めたということ。
25件くらい廻ったかな?
作業が全て終わったのは、15時。
途中、休憩も食事も摂らずに歩きっぱなし
これで、貰えるお金はお家1件500F CFA/月。
このお金で、ロバの餌代、リアカーの修理代、保護具代、association運営費など全てを賄います。
女性たちの手に渡るのは一体いくら?
この500Fですら支払が滞っている家庭もあるし、
そもそも家庭ごみ回収を利用せず、焼却したり放置したりする家庭の方が多いのがクドゥグ現状。
ちなみに首都ワガではお家1件につき1000F CFA/月。
まだまだ、住民の意識に差があるということです。
その辺の実態の調査&啓発を今後していく予定です。
では、長くなりましたが、ここらへんで。
毎度ながら、写真多くてごめんね