Pinky with Sparkles

ピンキーの絵ブログ

ネロとルーベンス

2014-10-12 17:11:36 | 
そうだよ私はターナー(J.M.W Turner)の大ファン!

でもルーベンス( Peter Paul Rubens)も好きなのだ。
「フランダースの犬」の主人公、ネロ少年みたいに、ね。

ルーベンスの見どころは、やっぱり描かれている人。
だって、模写を始めても1枚の絵がなかなか終わらないよ!
ここにも人が隠れていたの、、、なんて、
眺めれば眺めるほど、見どころは盛りだくさん。

でも探し物をしているみたいで面白いんだよね。



神話・寓話・歴史画は、「これはどんな絵なのかね??」って解説を読みつつ、
絵を観ていくんだけど、なんて情けないんだろう。私。
普段の勉強不足が身に染みる。

ルーベンスの人物は体格が良くて、特に現代人からしたら
「憧れとは程遠い体型」になるんだろうね。

自分が思っているよりも肉付きよく、
がっしり描かないと力強さは出せないね。



背景は、重なる人々の隙間を埋めるように。
そう、遠くまで続く空や水辺の景色をメインにしたターナーの画とは
また違った魅力があるのです。


いつも行く大好きな美術館、ナショナル・ギャラリー(National Gallery)に加えて
コートールド・ギャラリー (Courtauld Institute of Art)も訪れたのだけど、
コートルードは人も少なめで(有料だから?)
ゆっくりじっくり見れて、おすすめ!

ネロが行ったら、私のように模写をしているかもしれないね。