これがラストです。
ネタバレ注意、以下反転でお願いします。
松戸でも思いましたけど、いったん引っ込んでから出てくるまでが意外と早い。
・Fallin' Love
やっぱりサビ以外の拍子のとり方と椅子に座って気楽に歌う感じがマッチしないとは思ったんですけど、でもこれこそ楽器が入らないとできないアレンジですよね。
楽しい!っていうフォーリンじゃなくて、のんびり聴けるフォーリン。
この曲はライブで意外に盛り上がらないのが難点だ、と武道館前あたりに礼央さんがぼやいてましたっけか。
まぁ手拍子の打ち方がサビだけ落ち着くっていうのはけっこう、盛り上げるという観点からは致命的な話ではあると思うんですよね。
私は、これはこれで好きです。
アンコール前まで全力疾走で突っ走ってきて、アンコールでいきなりのんびり気楽なラグが見られるというのも、これはこれでおいしい。
洋輔さんが楽器隊をフルネームで改めて紹介して、みっちゃんタラちゃんばいばい。
あ、そうそう、欲を言えばなんですけど、最後のほうでもう一回洋輔さんからメンバー紹介が欲しかった気がします。
フルネームを呼ぶだけでいいんで。
・MC
全国を回ってくる中でそれぞれご当地MCがあったわけだけど、東京に帰ってきて、東京の名物って何よ?
礼央さん「東京のいいところって、何?」
洋輔さん「地方出身者からすれば、時刻表なしで駅に行って大丈夫」
確かに、朝の地下鉄とか山手線なんか3分に1本来ますもんね。
おっくん「人口が多いから、電話の市外局番03の人が多くて、電話が安くかけられる人が多い!」
礼央さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おまえなぁ。東京がみんな03だと思うなよ!
多摩は04なんだよ!」
すると同じく多摩出身加藤さんが礼央さんの隣にとてとてと近寄り、礼央さんと一緒になって身振りでおっくんを責めはじめる(※無言)
都下ってなんだ!
03を略すな!
とかいろいろ。(※加藤さんは無言)
礼央さん「寿司が一番うまい!」
会場からブーイング(笑)
ま、江戸前寿司とか有名ですけど。
礼央さん「寿司といえば北海道だと思うじゃない普通」
でも、北海道でおっくんとタクシーに乗って寿司を食べに行ったんだけど、タクシーの運転手さんに「このへんの魚はどうせすぐ築地に行くから」と言われたんだそうな。
健一さん「やっぱなんもねーな(素)」
・・・最近健ちゃんは狙って言ってるんじゃないかと思いはじめました。
神の子。
まあ結局、東京はいろんな物が集まってくるし出会いが多い、という話に落ち着きました。
MC短かったね。松戸がやたら長かっただけでしょうかね。
・Dip! Dip! Dip!
三三七拍子は!?
や、別にやらなくてもいいと思いますけど(素)、メンバー間で「アレはやっぱねーな」という話になったのだとしたら面白いなと思いまして。
洋輔さんのロングトーンの音が下がっていたのがちょいと残念。
音が下がるとどうしても派手さはなくなるわけですよ。
かっこいいー!という感動より、この人いつまで伸ばし続けるんだろう(含み笑い)みたいな感じが勝ってしまうんですよね。
だって私が心底感動して本気で落ちかけた松戸のロングトーンですら、まわりの他ヲタのみなさんから
「このおじいちゃん途中で倒れるんじゃないかと思って心配になった(素)」
と言われて、私けっこうショックだったんですから!
いやそこは素直に感動するところやん! ふんっ。
しかし、あそこまで伸ばせるのは本当にすごいと思います。
すげー負けたくない(素)(歌手に対抗しようとしないでください)
洋輔さん肺活量いくらですか?
最後にもう一盛り上がり、ということなら、もっと長くても良かったと思うんですけどね。
洋輔さん「もう一曲いっちゃう?」
・ヨーヨーマン
なぜこの曲を最後にしたんだろう。
ライブハウス並のテンションで振り切って終わるということで、Dipが最後でも良かったんじゃないかと思います。
や、別にヨーヨーマンが悪いというわけじゃないんですけど。
楽しかったです普通に。
最後にいつもの。
あっとりあえず、洋輔さんが「今日はどうもー」って言おうとしてるところにメンバーの名前を呼ぶのはいい加減やめませんか。
洋輔さん「今日はどうもー、」
全員「ありがとうございましたー!!」
のありがとうございましたが全員バっラバラで、会場から失笑が漏れていたんですけど、さすがRAG FAIRクオリティ。
最後の最後に脱力させてくれるとは、なんてRAG FAIRらしい。
そんなRAG FAIRが大好きです。
<総評>
はい、恒例となりました加藤さんの声を心配するコーナーです。
全体的に声量が落ちましたよね。
コーラスが聴こえない聴こえないってずっと文句言ってますが、楽器との音量バランスが一番の問題だとは思うんですけど、加藤さんの声量が落ちたことは大きな要因だと思います。
やっぱりトップは目立ちますから、そこががつんと聴こえないとどうしてもコーラスの印象は薄れる。
NHKホールの加藤さんは最近私が聴いた中では一番調子がいいと思いますけど、あれで一番いいということを友人がひどく心配しておりました。
単にスランプなのか酷使しすぎなのか今更声変わりしたか最悪のどの病気とかなのか(これだとしたら一番心配)はたまた年齢の問題なのか、
・・・と言っても私には何もできないので、とりあえず心配だけしておくことにします。
松戸よりずっと良くなっているとはいえ、やはりコーラスが聴こえないというのは私にとっては大問題です。
そういうアルバムじゃないということはわかってるんですけど・・・。
楽器を入れるなと言っているわけじゃなくて、楽器>声が寂しいと言っているわけであって、せめて楽器=声くらいに聴かせてほしいんですが。
そこは今回は引き算のアルバムなんだから仕方ないと諦めるところなんですかね。
むー。
一部の曲で、個性を削って削って溶け込むコーラスが、ライブで実現したのはすごいと思いました。
たぶん夏の大三角とか君盾あたりで思ったんだと思うんですけど。
さすが今回のアルバムはコーラスの精度を上げようとしただけのことはある。
これだけ個性を削った綺麗なコーラスをやられるとRAGっぽくなくて生で聴いている気がしないとか一瞬思ったのは気のせいです(素)
あくまでも、私にとっては、ですけど。
歌を聴きに行くというよりパフォーマンスを見て盛り上がりに行くライブだった、という気がします。
パフォーマンスは本当にすばらしい。
ホールツアーってこんなに騒げるんだ、というのはびっくりしました。
いつもみたいにコーラスがコーラスになってなくてorzとはならなかった。
コーラスに冷や冷やしないですんだ分、思いっきり騒いで楽しみました。
特にNHKでは、もう何をやるかわかってるから覚悟はできてますしね。
ただ寂しい。感動は薄い。
さすがRAG FAIR!!っていうところが、ほとんどパフォーマンスなんですよね。
彼らのパフォーマンスは大好きなので、それはそれで好きなんですけど。
松戸の時あれだけ凹みまくったのは、メンバーがあんなに全力で楽しそうで感極まってるのに、なんでそんなに楽しそうにしているのか全然理解できなかったから。
ひたすらステージが遠かった。
その後友人たちと話していてなんとなく理解してきたんですけど、楽器とのセッションって、楽しいんだろうな。
余計な気遣いが要らなくて、言ってしまえば苦手な負担を削って得意なところを前面に押し出す。
うん、楽しいだろうな。
本当に、今やりたいことをやっているんだろうな。
それは想像できました。
だから、こういうツアーもありかな、とも思いました。
精度を上げるために選んだ手段によって失われるものもあるんですけどね。
ま、同じようなことばっかりやっててほしいなんて私は微塵も思っていませんので、一つの挑戦としてこれはありだと思います。
や、でも!!
総じて言えば、NHKホールは本当にすごかった!
あんなにぶっちぎって弾け飛んでるメンバーを初めて見ました。
私も結果的に過去最高レベルのテンションで楽しめたので、それでよし。
素晴らしかったです。
あと問題は音だけ!(・・・)
以上です。
すべては私の主観に基づいておりますので、いろいろご勘弁を。
お読みいただきました方、ありがとうございました。
最新の画像[もっと見る]
君縦で隣のレヲタさんが泣いていたのが印象的だったなぁ。確かにあのレオさんは素敵だったです!!
音楽的なことはよくわかりませんが、去年と比べてもあまりに痩せ過ぎていてどこか悪いのだろうかと思ってしまいました。
素人考えですが、声量を上げるにはある程度の体格が必要なのではないかと思うのです。
ラーメンの油取り除いてる場合じゃないように思うのですが。。(ま、好みですから仕方ないですけど)
「渾身のレポ」お疲れさまでした。私もレポを書いたんですけど、「楽しかった」という思いが強すぎて、あんまり詳しく覚えてないんですよ(汗)
今回のライブは「パフォーマンスで魅せる事」を意識したライブだったのかもしれないですね。私の席はコーラスがあまり聞こえない席だったので、余計にそう思ったのかもしれません。楽しかったですけど、RAGらしかったか?といえば、正直よく分かりません。でもメンバーのテンションが最高に高かったので、全部OKかなぁ・・・。
コメントをいただいてから、この東京公演で美波さんがオクリモノを受け取れたのか気掛かりでしたが、色々ありながらもまずは楽しかったというお言葉を見て安堵いたしました。
また、私が東京までに感じていたことととても近い感想をお持ちで驚きました。
個人的にはNHKではかなり納得のできるものでしたが、やはり大きなホールだけに音響云々は場所によりけりなところもあるようですね。
このツアーの共通する課題もはっきりしたように思います。
ブランク後の追加公演が「追加して良かった」と双方が思えるものになることを願っています。
加藤さんはここのところずっとなんですよね。
一時的な体調不良ではないと思います。
なんとなく、メンバーのバランスが悪くなっている気がします。
…心配だー。
えーなんでみんな君盾の礼央さんが素敵って言うのー?
あの曲は加藤さんの曲なのにー(ぶーぶー)
>ゆーさん
私も専門的なボイトレを受けたことがないんですけどね。
オペラ歌手の佐藤しのぶさんが、「脂肪で歌っているわけじゃないのよ?」と苦笑気味におっしゃっていたことがあります。
それはともかく、少しストイックにすぎる気もします。
細部にわたって気をつけて気をつけて気をつけて、結果声が出ないとなると、
その場合の精神的なダメージが心配です。
>森水さん
レポって意外と難しいですよね(笑)
私も時々ライブ中にレポを意識してそれまでの内容を頭の中で反芻することがあったんですけど、それをするとその瞬間に集中できなくなるので、意識的にやめました。
松戸で私が実感したのは、メンバーがいかに楽しんでいてテンションが高くても、その理由がわからなければ余計に寂しいのだということです。
贅沢だな自分。
>みずなまさん
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
私もみずなまさんの感想を拝見して、何回見たかによるのかしら?なんて一瞬だけ思いました(笑)
私は松戸では左端、NHKでは右端だったので(笑)、そのせいもあるとは思います。
今私が考えているのは、「パフォーマンスを魅せることを意識したライブ」と「歌を伝えるアルバム」は整合性があるのか、ということです。
womanがセットリストから外れたことが、その疑問に拍車をかけています。
わざと違うものを見せるという選択肢もあるでしょうけれど。
加藤さんの不調が心配ですね…
洋輔さん&礼央さんファンの友人は、君盾は洋輔さんと礼央さんがおいしい、と断言します。
…ひどいわっ(よよよ)
はっ、まさかそうなることがわかって仕組んだのか洋輔さんっ!
(引地いじめっ子説復活)