まこっちゃんのリフォームまでの軌跡

1人暮らしの我が家のリフォームといろんな事のブログ

音楽とは!46

2008-12-30 09:57:21 | 音楽
今日も福岡は寒いですねー!

                          それでは、どうぞ!
ゴンチチの『放課後の音楽室』は静かに流れました。
私は、繊細な旋律に自分が手術を受けているのを忘れるほどでした。

その、音質は今まで聞いたどの音質よりも綺麗で美しいものでした。その音は大きなBOSEのスピーカーから出ていました。

私は、流れているCDはゴンチチのベストアルバムだと思っていました。

しかし、次にかかった曲は、NHKフィルの『映像の20世紀』のテーマでした。

私は、看護婦の江○さんに、

「この曲は、NHKの番組『映像の20世紀のテーマ』で、NHKフィルハーモニーが演奏しています。これも私が好きな曲です。」

と説明しました。

看護婦の江○さんは、

「米○さん、気分とか悪くなったら言ってくださいね。」

私、

「大丈夫です。でも凄いですねー、手術室でこんないい曲が聴けるなんて、気分が悪いどころか、嬉しいくらいですよ。」

看護婦の江○さん、

「その番組って、どんな感じの番組なんですか?」

私は、江○さんに『映像の20世紀』を説明しました。
その番組は、1999年くらいに放送され、NHKに残っている映像を編集し21世紀に残すのが目的みたいなものでした。

明治、大正、昭和とその時代の特徴ある出来事や、庶民の営みが映像と素晴らしい音楽と共に感じる事ができます。

ただ、やはり昭和にはいってから戦争足音や、その悲惨な映像も正しく残されていますので、私は戦争の映像や、原爆のキノコ雲などの映像の場面は、大変、胸が痛く苦しいものでした。

私は、その番組の当時の流行や着ているもの、食べ物、お祭りや農作業の風景、子供達の笑顔などを見るのが好きでした。

そのような内容を、看護婦の江○さんに説明したように記憶しています。

私は、映像の20世紀を説明していると、いつしか、私の人生を振り返っていきました。

生まれてきて、病院のベッドに横たわるまでの僕の人生です。ゆっくりと、ゆっくりと自分の人生が頭の中で、『映像の20世紀のテーマ』と共にグルグル回って行きました。

                        ・・・・・つづく