北陸本線の快速列車(たぶんなんか鳥の名前だった。)に乗り、新大阪駅へと向かう列車の中で、私は、いろいろな事を思い出していました。
やはり、一番は家族に会えるっていう事でした。後、数時間で福岡に帰れる!そう思うと嬉しさが込み上げてきました。
北陸本線には、有名な駅弁がありました。鱒すしの弁当とさばの弁当でした。売り子さんが何度も売りにきましたが、何も買わずに我慢していました。
これから手術するのに、いくら掛かるか分らないからからです。多分、新大阪駅でうどんかたこ焼きを食べたほうが安いやろーと思っていました。
列車は、琵琶湖を通り過ぎて、新大阪で新幹線と乗り換えです。重い荷物を両手に抱え、私は、乗り換えの時間を利用して昼食を取りに行きました。
新大阪駅で、昼食を取ろうと食堂を探していたら、たこ焼き屋と食堂が隣同士でした。
私は、やはり食べるなら、うどんやろーねと思い中に入り食券を買いました。
きつねうどんとおにぎりのセットでした。金額は650円か700円だったと思います。
一人で、カウンターで食べていて、映画のワンシーンを思い出しました。
映画『ブレード・ランナー』でハリソン・フォードが一人でうどんを食べているシーンでした。中年の情けなさそうな男が、一人でうどんを食う。私は、ハリソン・フォードのように格好いい中年やないけど・・・(笑) 情けないのは、おんなじくらいでしょう。
一人の中年の男を情けなくしているのは、物価の違いも大きく影響しています。
福岡は、食事の費用が安いからです。うどんやラーメンの価格が200円くらい違います。
最近は、燃料費や小麦の高騰で値上げしていますが、福岡はラーメン、うどんが安いですね。
子供の時から『元祖長浜屋』や『牧のうどん』で育った、福岡のフォワードの男は、よそで暮らせないです。うどん、ラーメンはよく食べますから(笑)200円の価格差がボディーブローのように家計に響いてきます。
薄くて少ない駅のうどんを食べて私は、新幹線に乗りました。座席は窓の隣の通路側でした。
隣は誰が来るかいな?若い女の子やったらいいなー!なんて呑気な事を考えていたら、本当に若くて可愛い女の子が隣に座りました。ビックリ!
(あーやはり、人生そんなに悪いもんでもないなー!いい事もあるばい。生きてて良かったー)
なんて思った、甘い感情がものの見事に却下されたのは、そんなに時間がかかりませんでした。(爆)
私は、一時間ほどして、話しかけてみました。
「どちらからですか?ひょっとして福岡ですか?」
女の子、
「ええそうです。」
私、
「私も福岡です。」
「帰省か何かで?お勤めですか?」
女の子、
「いえ、学生です。」
私、
「そうですか。」
会話はこれだけでした。なんか、つっけんどんな話かたでしたので、あーこの子は、変な中年が話しかけて来たなって感じで、もー完全に警戒モードでした。
また、その時、映画のワンシーンを思い出しました。
ブルース・ウィリス主演の『アン・ブレーカブル』の列車での女の子との会話でした。私は、もちろんブルース・ウィリスのように格好よくはありませんが、(何回も)(爆)
ハゲ具合はおなじくらいです。(これまた、何回も)
おいおい、新幹線、映画みたいに事故起こすんやなかろーね?とか思ってちょっと心配になりました。
その後、一言も話すことなく2時間ちょっと無言。つらい新幹線でした。女の子のほうもでしょうが(笑)(臭くはなかったと思うけど、オヤジ臭がでとったとかも?)
と、その時、敦賀の病院の心臓病棟に移った時の、看護婦さんたちの反応は、『アン・ブレーカブル』の看護婦さんたちの反応と一緒だった。と思い出しました。
・・・つづく
やはり、一番は家族に会えるっていう事でした。後、数時間で福岡に帰れる!そう思うと嬉しさが込み上げてきました。
北陸本線には、有名な駅弁がありました。鱒すしの弁当とさばの弁当でした。売り子さんが何度も売りにきましたが、何も買わずに我慢していました。
これから手術するのに、いくら掛かるか分らないからからです。多分、新大阪駅でうどんかたこ焼きを食べたほうが安いやろーと思っていました。
列車は、琵琶湖を通り過ぎて、新大阪で新幹線と乗り換えです。重い荷物を両手に抱え、私は、乗り換えの時間を利用して昼食を取りに行きました。
新大阪駅で、昼食を取ろうと食堂を探していたら、たこ焼き屋と食堂が隣同士でした。
私は、やはり食べるなら、うどんやろーねと思い中に入り食券を買いました。
きつねうどんとおにぎりのセットでした。金額は650円か700円だったと思います。
一人で、カウンターで食べていて、映画のワンシーンを思い出しました。
映画『ブレード・ランナー』でハリソン・フォードが一人でうどんを食べているシーンでした。中年の情けなさそうな男が、一人でうどんを食う。私は、ハリソン・フォードのように格好いい中年やないけど・・・(笑) 情けないのは、おんなじくらいでしょう。
一人の中年の男を情けなくしているのは、物価の違いも大きく影響しています。
福岡は、食事の費用が安いからです。うどんやラーメンの価格が200円くらい違います。
最近は、燃料費や小麦の高騰で値上げしていますが、福岡はラーメン、うどんが安いですね。
子供の時から『元祖長浜屋』や『牧のうどん』で育った、福岡のフォワードの男は、よそで暮らせないです。うどん、ラーメンはよく食べますから(笑)200円の価格差がボディーブローのように家計に響いてきます。
薄くて少ない駅のうどんを食べて私は、新幹線に乗りました。座席は窓の隣の通路側でした。
隣は誰が来るかいな?若い女の子やったらいいなー!なんて呑気な事を考えていたら、本当に若くて可愛い女の子が隣に座りました。ビックリ!
(あーやはり、人生そんなに悪いもんでもないなー!いい事もあるばい。生きてて良かったー)
なんて思った、甘い感情がものの見事に却下されたのは、そんなに時間がかかりませんでした。(爆)
私は、一時間ほどして、話しかけてみました。
「どちらからですか?ひょっとして福岡ですか?」
女の子、
「ええそうです。」
私、
「私も福岡です。」
「帰省か何かで?お勤めですか?」
女の子、
「いえ、学生です。」
私、
「そうですか。」
会話はこれだけでした。なんか、つっけんどんな話かたでしたので、あーこの子は、変な中年が話しかけて来たなって感じで、もー完全に警戒モードでした。
また、その時、映画のワンシーンを思い出しました。
ブルース・ウィリス主演の『アン・ブレーカブル』の列車での女の子との会話でした。私は、もちろんブルース・ウィリスのように格好よくはありませんが、(何回も)(爆)
ハゲ具合はおなじくらいです。(これまた、何回も)
おいおい、新幹線、映画みたいに事故起こすんやなかろーね?とか思ってちょっと心配になりました。
その後、一言も話すことなく2時間ちょっと無言。つらい新幹線でした。女の子のほうもでしょうが(笑)(臭くはなかったと思うけど、オヤジ臭がでとったとかも?)
と、その時、敦賀の病院の心臓病棟に移った時の、看護婦さんたちの反応は、『アン・ブレーカブル』の看護婦さんたちの反応と一緒だった。と思い出しました。
・・・つづく