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まこっちゃんのリフォームまでの軌跡

1人暮らしの我が家のリフォームといろんな事のブログ

音楽とは!25

2008-06-18 02:24:44 | 音楽
早いもので、この「音楽とは!」シリーズも25になってしまいました。
この題名の意味は、私にとって音楽とは何か?と言うことです。
大それた音楽批評や、含蓄をみせびらかすようなものではありません。
ドジでマヌケな福岡のロック大好き少年が、その後、どんな人生を歩んだか?みたいなもので、私にとっては、忘れないように、ちゃんと記録として残しておこうとしているだけです。

それでは、どうぞ!


病院のベッドの中で、私はどうなってしまうのだろうか?と思い、数日間の精密検査を受けました。つらかったのは胃カメラです。後は、どうにかこうにかでした。

検査の結果はすぐに出て、担当の医師の話がありました。

「米○さん、手術をしなければいけません。心臓です。」

私、

「そうですか・・・。」

医師

「3ヵ月後、金○医大から、心臓手術チームが来ます。それから手術です。」

私、

「3ヶ月後?すぐにするのではないのですか?」
「何で金○医大の心臓手術チームなんですか?ここでは出来ないのですか?」

医師、

「ここでは、機材もなく手術も出来ません。」

私、

「そうなんですか・・・専門の方じゃないとと言う事ですね。」

医師、

「そうです。3ヶ月待たないと手術チームがあかないのです。」

私、

(マジや?そんな事あるとや?と思いながら・・・)

「わかりました、先生、そのあいだ私はどうしていればいいのでしょうか?仕事しててもいいんですか?」

医師、

「家で、静かに静養しててください。」

私、

「へぇっ?仕事できないんですか?そんな事してたら、会社をクビになってしまいますよ。」

医師、

「私に言えるのはそれだけです。安静にしててください。」

私、

「解りました。」

先生は部屋を出て行きました。
私は、結局、見放されてるのではないか?と思いました。「言える事はそれだけです。」じゃ、集中治療室での発言も、あんまり言わんどけば良かとい?とか思いました。
偉そうにしてて自分で手術できんっちゃないとや?と思いましたが、すぐに考えを変えて、会社に報告しました。退院の3日前くらいだったでしょう。

専務は翌日に病院に来てくれて、こう言いました。

「退院して、福岡に帰れ、社長には俺が言っておく、そして、福岡ですぐに手術をするんだ!手遅れになったらいかん。」

私は、

「すみません、会社に貢献も出来ずに。」

専務は、

「命がいちばん大事やさけー。会社の事は気にするな。辞めて福岡に帰れ。」

そう言ってくれました。血を吐いて倒れた私は、早く娘に会いたいという感情もあり、

「はい。」
「本当に、どうも申し訳ございません。」
「ここで、また倒れてこれ以上、会社に迷惑をかける訳にもいきません。現場の途中で帰るのは悔しいですけど。」

専務、

「気にするな。」

と言われました。有り難かったです。
                         ・・・つづく