エチオピアエチオピア

代田橋からこんにちは

定点観測(GR)

2010-01-28 05:34:48 | Weblog
最近なんだかブログづいています。こんばんは
朝食を食べに行ったカフェの入り口の風景をお届けいたします。

抜けるような青空。乾季は毎日こう。
向こうに見えるのは学校の校舎。同じ図面から建てられるため、最近建った学校は皆同じデザイン。

女子高生。スカートはみんな長い。日本の昔の不良のスカートに等しい。短い子はひざ下まで。OLのスカートみたいな感じ。

典型的なエチオピアのおじいちゃん。がたいがみな華奢である。

マキアート、エスプレッソと牛乳の混ぜ物。20円。

恐らく田舎出身か、近くの市場に住んでいるおばあちゃん。これも典型的な地方の格好。

たからくじ売りの少年。店にもよるが、店の中まで外の物売りが入ってくる。店がローカルであればあるほどその傾向が強い気がする。
彼が手に持っているのがそのくじ。日本のように番号が記載されていて後日当選番号が出るものからスピードくじまである。
ほんとは前から撮りたいのだが、撮られる身になるとどうしても目線を外してしまう。
ただお金を求めてくる少年も多い中、彼は偉い。こういう少年の目は、他の子供の目よりも良い目をしてる気がする。がんばれ!

・・・以上。落ちはありません。

霜降り(GR)

2010-01-27 01:47:20 | Weblog
エチオピアの肉は硬い。それが通説。理由は色々言われているがまあとにかく硬い。
生で食べる習慣も硬いから生で柔らかく食べようじゃあないかといううくらいに。
焼いても硬い、煮ても硬い、圧力鍋で長時間煮込んだり、パパイヤとかフルーツと一緒に寝かせておくと柔らかくなるとか、日本の肉屋の肉は実は新鮮じゃなくって一週間くらい寝かせてるんだと言って一週間寝かせてみる者も居たり、知恵を絞る日本人は試行錯誤を重ねてきた。
僕の場合はとにかく叩く。包丁の背で叩き、それでもダメなときはもうハモの様に細かい切れ込みを無数に入れる。
しかし、しかし、とうとう発見してしまった・・・
霜降り

興奮で手がぶれてしまった、といいたいがそういうわけではない。
同じ牛がここにも居るのであれば、同じく霜降りだってあるはずだ!
いつも肉を買いに行くと丸々一体吊るしてあるところからランダムに切り落とされる。少し霜降りだったり、丸々赤みだったり。
しかし今日は丸々霜降りの肉がいつもの肉屋にかけてあるのを発見!!!
それも牛肉か?と聞いて(羊・山羊も一緒に売られてたりする)牛であることを確認。
早速500グラム!
値段はいつもと一緒の25ブル(170円)。
もしやと思い、ここの部分をアムハラ語でなんて言うんだ?と聞いたら
「チキナ」
というらしい。皆様、「チキナ」である。
もしこれを呼んでくれているエチオピア在住の方がいらしたら、とりあえず「チキナ」である。
これからのエチオピア生活、僕に感謝してください。

聞いてみればいつもあるらしい。値段も一緒。
早速帰って興奮のあまりすき焼き丼。これはもう写真を撮るなんて考える間もなく食べきってしまった。
終わったあと思い出して辛うじて残っていた半分を冷蔵庫から出して撮ったのがこの写真である。
隊員なんて呼ばれて良いのか?途上国に在りながら霜降り肉ですき焼きを食べてる僕を隊員なんて呼べるのか!?
肉はすこぶる柔らかく、と言ってもやはり日本の肉ほどではないか、十分に堪能させていただいた・・・

世界の車窓から、家~職場編(GR)

2010-01-26 04:25:13 | Weblog
ダイヤルアップで接続して見ていただいている方、もし居たら「殺すぞ」って思うくらいに画像が多いかもしれません。お許しを

「ミニバスの車窓から(家~職場編)」

「スタジアムメキシコ、スタジアムメキシコ」とか、客寄せの兄ちゃんはこうして乗り出して客寄せ

勇ましいね~。やったことないけど彼の視界はとても気持ちいいに違いない

プラスチック製品屋さん。こんなお店がずっと並ぶ。

日本車日本車日本車日本車日本車

大きな交差点にはたまに警官が居ます。

今度は水まわりのお店屋さん。なぜかエチオピアは同じものを置いているお店が何件も並びます。

ちょっと奥を見るとすぐにこんな砂利道。楽しそうに高校生たちが歩いてくる。

歩道はこんな感じ。夜歩くと暗くてこけそうになる。たまに穴が開いているので注意。最近はインフラをやりかえてるのか、どこも直線状に掘り返したあとがある。

交差点。右へ曲がると五つ星ホテルが

建設中のビル。僕が来たときからこんな感じだった気がするけど・・・

ちょっと前まで三ヶ月前に終わったコンサートの広告があったけど、ようやく取り外された模様。

ヘアーサロン、だったと思う。

道すがらのローカルカフェはこんな感じ。チェーン店系のカフェとは趣を異にし、安くおいしいコーヒーが飲みたければこういうところへ入る。サービスが悪くても当たり前。でも愛想悪いだけでいい人が揃っている。チェーン店もいい人ばっかりだけど。つまりはエチオピアはいい人多い。嫌な奴が目立つだけ。

鏡屋さん?かもしれないと思いつついつもノーチェック。前を歩く二人は伝統的な布を巻いた女性二人。教会からの帰りかと思われる。

この石垣の上には教会がある。教会の周りはこういった伝統布を巻いた人が多い気がする。教会に行くときはこれを必ず巻くのである。
薄い布は昼のきつい日光を防いでくれるし、厚いものは夕方以降の寒さを防いでくれる優れものである。とても軽い。

大きさ的にはエチオピアで一番大きめの交差点。ビルの前面に広告。ここの広告は常にタイムリーな気がする。

このビルは結構古め。古めのビルに良いのが多い気がする。

新年を祝ったりする交差点で、直訳すると「エチオピア正教十字架広場」という。

交差点に向かうように、司祭たちが座る席が設けられている。年に一回のためのもの。下は喫茶店になっている。ここの喫茶店は割りとおしゃれでよい。

一番右に見えるのは昨日触れた、エチオピアで現在一番高いビル(建設中)

国立競技場

バス乗り場になっている。

その手前には靴磨きやたばこ、クッキー、などなどちょっとしたものが露天で並ぶ。海賊版ソフトとかも。

ミニバス乗り場。カオスである。

お目当てのバスが来るまでこうして待つ。ちなみに日光は半端ない。彼らの肌が進化して黒目の色になったのが容易にうなずける。

ミニバスの間を縫うように人が居る。人の間を縫うようにミニバスが居る?

行き先が表示されていないので「どこ行き?」と聞いてまわる。

ここではいつもかなり待つ。お客が満タンになるまで出発しない。辛抱辛抱。

メイン観客席の裏。サッカーの試合のある日になると凄い人混み。

建設ラッシュ

これもなかなか進んでいない気がする。

とにかくどこもかしこも凄い建設ラッシュ。ニーズはあるのか?あるとしたら今はどこでくすぶってるんだろう。

凄い日差しの中を歩く人達

メイン通りのひとつ。ずっと山の中腹まで一直線に道が続く。名前はチャーチルロード。

いっつも気になってる形。

ガソリンスタンドは万国共通?と思わざるを得ない形。ただ柱の系が細い。

職場のあるメキシコという人の沢山いる交差点に近づいてきた。人通りが多くなってくる。

警官(罰金(賄賂))が恐いのでみんな信号はきちっと守る。

町の中心だけれども、結局は路面店が並ぶという構図は変わらない。そして僕はこういった路面点が好きだ。表情がある。デパートなんかにまとまらないで欲しい。

上がアパート、下がテナント、よくある構図だ。賑わいがあって好きだなぁ。

こんな感じ

この辺では一番大きなホテル。この木の育ち具合から言ってそうとう経っている。この木は小さいまま植えられるので、育ちきるまで歩道を占領する=人は車道を歩かざるを得ないのでとっても邪魔。でも育ちきるとかわいらしい。エチオピアの青空にぴったりだ。

もうちょっとでバス停

バス停!いまさら言うまでもないが全てトヨタハイエース。

車窓から・・・ではなくなったが、職場までのしばしの徒歩。よく生徒に声を掛けられる辺り。

職場が見えてきた。1942年竣工の趣のある?建物。

このあとやっぱり生徒に会うことになる。

正門。アムハラ語で竣工の「1942」と書かれている。

生徒二人。このあと見えている建物に入り、三階にあるオフィスへ向かう。

とまあこんな感じである。
ピアッサ編とか、JICA事務所編とか、気が向いたらまたしようかな。
お楽しみいただけましたでしょうか?
それではみなさん、さよなら、さよなら・・・さよなら^^

変化

2010-01-25 05:07:22 | Weblog

エチオピア、アジスアベバに今度誕生するサハラ以南で一番高いビルとなるエチオピア商業銀行である。
現在点々バラバラになっている銀行の機能をひとつに集約し、世界に対抗できる銀行を目指そうというもの。
42階建。五年でこれを完成させるという。
ちなみに今まで一番高いビルは21階建。10年経って未だ未完成。


ちなみにこれが今現在の同じ銀行の本部。かわいらしくて割と好きだ。

何故人は変わろうとするんだろうか?この変わろうとしているエチオピアに対して感じる違和感は何だろうか?
変わろうとする事は悪いことではないと思う。
変わろうとすることは往々にして向上を見込んでいる。しかし問題は変わり方だ。
前回以前の写真とこのビルを見比べてみて色々と感じることがあると思う。

昔はねぇ(E410、DP1)

2010-01-24 07:33:32 | Weblog

エチオピア人の約9割がこういった家に住んでいると言われている。茅葺の様な屋根、土を固めた壁、外と地続きの床。


「昔は町にも馬車が走っててねぇ、タクシーの代わりに使ってたものよ」とか言われる時代が来るんだろうか?


でもエチオピアは圧倒的な自然の迫力がある。日本がたどったものとは違うものになるかもしれない。


物乞いをしてくる人達にお金を上げるべきか否か?僕はあげないことにしている。よっぽどのディスアビリティーの人を除いて。日本人は割りとあげない傾向が強く感じる。そしてヨーロッパ系は惜しげもなく配ったりしている。自分のお金が助けになるのならば、と言うけれども、もらえると分かった子供や貧しい人達は自分たちで努力するモチベーションをなくして「マニー、マニー」と乞う様になってしまう。人間の姿勢としてははっきり言って最悪だ。あげる人達が居なければ彼らもそんな風にはならなかっただろう。
もっともっと考えると援助って必要なんだろうか?って思う。エチオピアの現状は、困った国に対して外国が手を差し伸べて、道しるべを示してあげて、でもエチオピア人はそれに対して反応せず、甘んじている。実際かなりのお金持ちがエチオピアにはおり、そのバランスを直すだけでこの国は成り立つくらいの経済力はあるんじゃないか、と思ってしまう。
バランスを壊して格差を生み出したのは我々先進国なんじゃないか?と思う。
彼らは写真の通り余り発展しておらず、微量にも発展してきた背景には先進国の介入が大きく関わっているだろう。発展という言葉、これ自体が先進国化が発展であると前提とした言葉である。
発展と言っても文化発展だってあるし、学問の発展だってあるし、色々だと思う。ただ今は経済的に発展することが善とされ、その先に何があるのか誰も考えようとしていない。でもこの国は元々そういった「発展」を選択せずに時代を経てきたのではないかと思う。我々の介入が大事なものを実は壊しているんじゃないかと仮説を立ててたまに考えている。援助団体なんて全部居なくなれば良いのにと思ったり。彼らを翻弄しているのはいつも恐らく我々だ。
日本が大事なものを失いつつある、もしくは失ってしまったのはある意味同じ過程なのではないかとこの国に居ると強く感じる。

旅行(E410)

2010-01-23 07:14:38 | Weblog

なぜか撮りたくなるのはカメラに無関心な人達



少年たちは鳥をおびき寄せて観光客からなんとかお金をもらおうと必死にサービス



おびき寄せようとされてる鳥。これも自然にしてるところを撮りたくなる。



エチオピアで人の居ない道路を探すのは難しい、というくらいにどこにでも人が居る。

どこから来てどこへ向かうのか?不思議なくらいに周りには何もなかったりする。



そしてその向こうには耕された大地。この広さは写真では全く伝わらない。



趣味?仕事?よくわからないくらいにのどかな釣り風景



バレマウンテン。標高4300m。



頂上付近。湿地が広がっている。