人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

その引退劇

2017年11月30日 | ニュース

横綱の引退会見を見ましたが

あの中で二つのことが印象に残りました。

一つは「酒のせいではない」と

きっぱり言ったこと。酔ってたからやったんじゃない、

その態度を見て思わずむかっとなった

というのは

中高生を教える立場の先生なら

毎日経験しているでしょうね。

授業中にまったく無視している態度は

たぶん、毎日、毎時間でしょう。

それに手をあげたら職を失うから

我慢しててついに精神的に病むという

先生がいっぱいいるのですから。

あと一つの印象的なのが

「礼儀を守れるように成長してほしい」・・・

まさに先の先生の立ち位置と同じです。

教師の経験のある人なら

とてもこの心境がよくわかるはず。

先輩が教えを説いているときにスマホ・・・・

これは正義感の強い人なら

だれだってかっとなります。

という話だったと思います。

が、ことはもう少し複雑なようですが

老婆が思うにあと一つ

この度の横綱はメディアにやられた

という感じを持ちましたね。

モリだカケだと騒いで次のネタはこれだ

とばかり

明けても暮れてもこの話に飛びついた

過剰報道にやられたって思いました。

だってあのことの翌日

日馬富士のところへお詫びに来たというじやありませんか。

それで終わったとばかり思っていた横綱は

そこからのメディアの底なし報道に

いかばかり無念だったか。

でもね。

休場するほど怪我をさせたのが本当なら

横綱、力ありすぎましたね・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


制服の国

2017年11月29日 | 日記

日本に来た外国の人が

日本には制服の人が多いのでびっくりしたらしい

ですねーー

昔、アメリカ人で高校の教師をしている

という女性に出会ったことがあって

彼女の話をよく覚えています。

生徒のなかに、髪を1メートルほど立てて

やってくる子がいるのよ、

他の先生で文句いう人もいるにはいたけれどね

でも、それは彼自身のことでしょ、

自由にさせているわ。

昔、ドイツで高校生の女の子に

浴衣をプレゼントしたことがあって

明日、学校へ着てゆくと言うので

思わず「そんなことしたら先生に文句を言われるよ」

と日本人発言をしました。

彼女の返事ーー

あら、これは私の服よ。

というエピソードを思い出しつつ

今朝も制服を着た子供達の通学風景を見たのでした。

制服に限らずサラリーマンなどは

一定の集団帰属意識が自然とそうさせるのですね。

みんな同じような服をきています。

そしてあの就活の風景・・・

学生たちはみんな黒いスーツ姿に身を固めて

奔走します。

集団帰属意識の典型ですね。

あのなかで一人、

「自分の服」を着て就活してそれを採用する会社

があったら

私はその会社の発展を確信しますけど・・・

この帰属意識はけれども

国民教育ーー一つのイデオロギーにまとめるーー

には適しているかもしれませんね。

日本は民主主義国家ではあるけれど

国民の意識は

「団体帰属国家」なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


できない子ども

2017年11月28日 | 日記

小学校、中学も高校もです

できない子どもを持った親は

何万といるわけですよね、

算数もだめ、英語もだめ・・・

嘆くのは親であって、本人ではないようで・・・

でも

心配しないでください

できない子どもだって百に一つは

何か取り柄があるはずですし

そこを見つけてあげられれば

その子どもの人生は大丈夫

彼らは十分、生きていけます。

そして通信簿なんて

卒業式の日に燃やしてしまったらいいんですよ、

こんなもの、人生にとってまったく不要で

邪魔なもの。

昔、とても優秀な大学教授がいて

なんと親がずっと通信簿を取っておいた

全部「甲」(今の5点満点なら5のこと)です。

教授はそれを80歳になっても保存してました。

黄色くなってぼろぼろ、

でもこれが全部「乙」 (4)とか「丙」(3か2)だったら

こんなことしないでしょうね。

つまりあってもなくても

人生に関係ないのです。

通信簿のない学校がたしか北欧にあって

その国は世界トップレベルの優秀な成績

とのこと。

え、この「優秀」はどうやって測ったのでしょうね。

なにはともあれ

「できない子ども」で悩んでいる親御さんには

こう言いたいですね

ご自分は子どものときどうでしたか?

あなたは「秀才」か「天才」かでしたか

「普通以下」だったかもしれませんね

でもーー

あなたは生きてこれたじゃありませんか。

って

そう言いたいですね。

「できない子ども」でも

「生きていることに対する責任感」が

培われていれば

人生をやっていけるはず。

それは親のあなたがそういう生き方をしていれば

大丈夫!

でも学習障害ならどうするって?

それでも

人生をやっていけるのですよ !!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嫁と姑

2017年11月27日 | 日記

とあるネット記事に

けっこんするとどうしても嫁の立場が

弱いから、とありました。

反対ですよ、

姑のなんと弱いこと。

昔と違って伝承すべきものなどは

一部には例外者もいるでしようが

嫁に拒否反応を起こされます。

こういうときには蜂蜜がいいんじゃない ?

と提案するとたちまち

蜂蜜の中にはなんたらというものがあるから

と拒否。

姑の眼の前でも遠慮なくヒスを起こします。

同居してたちまち家出をしたくなるのは

姑のほうでございますよ。

その前に

「同居」の悲劇をちゃんとわきまえましよう。

近頃の老女は思っている人が多いので

独り住まいをちゃんとこなして

生活を楽しむ老女が増えたのですね。

彼女たちの心配はただ一つ

死んで発見が遅れて肉体が腐って

しまって・・・

という状況ですから

そのために地域の公的福祉を利用して

週に一度でも訪問してもらうようにしましょう。

このほうが

嫁と姑の葛藤の苦しみから逃れる

最高の手立てと思いますね。

 

 

 

 


ブタクサ

2017年11月26日 | 日記

昔読んだ五木寛之のエッセーに

外来植物も日本に渡来してしばらくすると

日本化すると。そして人間も同じだと

いうようなことが書いてありました。

もしもですね、今後70万人だかの

移民が来たり

韓国から何万という大学受験があって

韓国人で大学がもう

日本語が聞かれなくなる

という事態になったとしますね、

それでもやがて彼らは帰化植物のように

日本化するのでしょうか。

たしかにブタクサは最近、以前ほど

猛々しくはないようですし

あのツユクサだって渡来植物と聞きましたから

案外、人間も・・・

なんて思うのは甘いんじゃないでしょうか。

横浜の中華街のゴミの異様な捨て方を

日本人がするでしょうか・・・

ーーする、という声も聞こえるーー

でもねぇ

強烈な犯罪のニュースや詐欺などが

どこの国の人のものやら。

ニュースは一切(怖くない場合を除いて)

それに触れませんから。

日本は国籍なんてごく簡単に取れるとか、

垂れ流しの国籍付与のおかげで

日本は外来植物の天国になるのか

はたまた

彼らのほうが日本化して

国も元どおり「日本」であり続けられるのか

どちらなんでしょう・・・