顔の整形ってよく聞きますがー
持って生まれた顔を変えて
よくある「美人」のタイプに自分をあてはめよう
というわけですね。
これがいまいちわからない・・・
親を否定することにつながるような気もするし
自分自身を否定して
他人と同じになっちゃうことを
受け入れたわけですね。
韓国の整形した人の一覧写真があって
みごとに横一線、みんな同じ顔でした。
こうして「自分の顔」「自分の個性」を
捨ててまで
「その他大勢の美人顔」になりたいのかしら。
鼻が空向いててもいいじゃないですか。
目がメダカみたいに細くても
それがあなたの受け継いだ
あなただけの顔なら
それを個性として磨いてくださいよ。
きっと魅力的になると思うのですね。
ーー身体髪膚これを父母に受くあえて損傷せざるは孝の始めなりーー
と、明治の憲法を作った人は書きました。
親代々受け継いだこの体を、顔を変形しちゃうのは
なんて親不孝なんでしょう、と言っていますね。
ふるーい、でしょうか?
体じゅうに刺青しまくっている人たちの文化には
こんな発想はないのでしょうけれど
こうまでして自分の身体に傷を与え続けるって
今に後悔するのではないかしら。
だって
若々しい肉体もやがて
ぼろを垂れ下げたようになる季節が来る
のです・・・
そうなったとき
人工的に変形してしまった肉体、顔に
どんな醜悪が訪れるか
考えてみてくださいよ・・・