宅録ミュージシャン雑記「月の裏表・総集編」~trifling beetleブログ~

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クローケン/大王イカ

2013-01-29 12:33:37 | 日記
北欧伝承の「海の巨大生物・クローケン」。
船を襲ったりする想像上の怪物である。

このクローケンのモデルといわれている「地球最大の巨大無脊椎動物」大王イカの、「深海での遊泳映像」なるものをテレビで見たのだが、「すごく感動した」のひとことしか浮かばないほど素晴らしいドキュメントであった。

大王イカは「幻の巨大生物」として有名な生物で、実在する。
しかし深海での生態などは、殆どすべてがベールに厚く包まれており、まったくの謎なのである。
瀕死の状態で海岸に打ち上げられていたものとか、屍骸などは、実は何度も発見されている。
日本近海にも住んでおり、そういったものが日本の海で発見されたという事例もあるのだ。

僕はこういうニュースを見る度に、「いつも死んだような状態で見つけられるんやな」と、半ば白けた感想しか持てなかった。
なぜ深海での活き活きとしている姿を見ることができないのか?
こんなにもテクノロジーが発達した世の中において..。

実はこれにはもっともな理由がある。
このイカはとても感度のいい視覚を持っているのだ。
とてもではなく、常識を凌駕した視覚といったほうが適切なのかもしれない。
現代テクノロジーの粋を集めた能力さえも、まったく叶わない能力..これはこの生物が、深海と言う極限状況で、しぶとく、たくましく、そしてしたたかに、力強く、生きながら得てゆくために獲得した能力..つまりは神から与えられた最高の贈り物なのだ。

常識では考えられないほど遥か遠くからでも、カメラなんかの異物を発見するやいなや、即座にトンズラwする。
常識を遥かに超越した「危機察知超能力」なのだ。
それゆえの「幻」。

遊泳映像をキャッチできたのは世界初らしいが、いやぁはや、素晴らしく神秘的で美しかった。
もっとも深海という環境自体がすでに超神秘的空間であり、それ故に底知れぬ畏怖の念を抱いたりもするからなおさらである。


この地球には、まだまだ謎めいた世界や、あるいはものすごくアメージングな世界なんかがたくさんある。
かつ、それらで満ち満ちているのだ。

常に僕の好奇心は煽動されているような状態である。




Shooting Star - Shooting Star バージョン(TULIP Anthology1 より)-TULIP - YouTube


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