風に吹かれて

ボブ・ディランの「風に吹かれて」はアメリカを代表するプロテストソングです。
戦争や軍事解決、紛争に対する抵抗の歌です。

この曲の収められたアルバム「フリーホイーリン」のアルバムジャケットは有名なもの。
ディランと恋人のスージー・ロトロが寄り添いながらNYの町を歩いているもの。
スージーはイタリア系移民です。
父は共産党員。
なので彼女は公民権運動やベトナム戦争反対の運動に積極的に参加したそうです。
ディランがその影響をお互いに分け合ったことは想像に難くないです。


ところで、「風に吹かれて」に込められた意味を軽く考えようが、重く考えようがそれは人の勝手です。

しかし、ごく個人的な意見を、あえて言わせてもらえば、その曲に込められた意義と正反対の行い、発言を、常日頃は常態的にかつ姑息にしておきながら、ライブでもったいぶってこの歌を歌うことなどはもってのほか。ぜひやめて欲しい。

ほんとうにくだらない。
とてもしらけます。


「どれだけ砲弾をぶっ放せばいいんだ？それを失くしてしまうには…」

名曲と言うくくりをはるかに超えたものが、この曲にはあると僕はおもいます。




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