宅録ミュージシャン雑記「月の裏表・総集編」~trifling beetleブログ~

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南海地震

2013-01-28 17:54:17 | 日記


南海地震のことは、ようやく愛媛県でも大きな課題として認識されるようになってきています。
特に南予での津波被害の問題は、高知県と変わらない避難体制が必要だといえるでしょう。

それに比べて、中央構造線活断層が動くことで起る地震の問題は、まだまだ、よそ事、他人事の範囲のように思えます。

地図を見てどう考えればよいのでしょう。
伊方原発ももちろんですが、県庁所在地である松山市を含めて、東予地方から中予地方の大部分といった広い地域が震度6弱以上のゆれに曝されます。
原発震災の引き金を引くに充分な地震と考えられるでしょう。
この場合、皆が地震の後始末をせねばならず、交通機関の多くも止まるでしょうから、避難する必要があっても、短い時間内に避難することは不可能となるでしょう。

最近、原発で冷却水が漏れたり、配管にヒビが見つかったり、また点検にもれがあるなど、大事故に繋がりかねないことが多く見受けられます。



関連:
・「もんじゅ」再開1週間、トラブル連鎖...長期停止の〈ツケ〉(2010/5/13 )
・高浜4号機で冷却水漏れ=発電停止し点検へ−福井(2010/05/12)
・浜岡原発:5号機で電ノコから発火 作業員消火、放射能影響なし(2010/5/13)
・配管接合部にひびか 女川原発(2010/5/13)



事故後の環境への影響を考えると、風力発電の方がよほど安全ですね。
海上での発電なら、低周波の影響も抑えられますし、発電効率も陸上より安定した風力が得られる傾向があるようなので、海に囲まれた日本にとっては、有効に活用すべきだと思います。

あの米国では海上での風力発電の動きがありました。
4月28日、米内務長官のKen Salazar氏が、米国初の洋上風力発電プロジェクトについての発表をしています。


参考:Nation's first offshore wind farm approved for Nantucket Sound - CNN.com


調べてみると、日本でも海上での風力発電の計画がありました。
およそ原発10基分と規模が大きいものです。
原発も常に100%稼働している訳ではありません。電力余剰時には、ダムに水を送るくらいですから、この計画に合わせ、原発を廃炉してゆけばいいのではないでしょうか(もちろん、地震の起こる可能性の高いところは優先して停止・廃炉にすべき)。



政府の総合海洋政策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)が検討している「海洋再生可能エネルギー戦略」の素案が8日、明らかになった。
海洋に風力発電設備を設け、2020年までに原子力発電所10基分にほぼ相当する1千万キロワット以上の電力を生み出す。直径120メートルの大型風車が2千基以上稼働する計算だ。
波力や潮流を使ったエネルギー技術も開発。12年から実施し、温室効果ガス削減や沿岸部振興につなげる。
出典:洋上風力発電を原発10基分に 政府の海洋エネルギー案 - 47NEWS(2010/05/08)





空気公団  優しさ
http://www.youtube.com/watch?v=h_Md_B2cgkc

My Little Lover   り・ぼん
http://www.youtube.com/watch?v=uGK4Z5i6neg

アフリカの月
http://www.youtube.com/watch?v=lLpIGEbUsoE