ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

条件付け:conditioning 

2021-02-21 | 日記

条件付けを通過すれば当たり役   条件付けを通過すれば当たり役② の続き。

 

最近も、このことを思うんです。

物を書くにせよ 絵を描くにせよ ピアノを弾くにせよ… 条件付けにかかっていることを。

できる できない あるいは いい物ができる できない を決めるのは条件付け。


上手に書けないので例えを出すと、歴史に残って読まれている文章には、

書簡(その人が誰かに宛てて書いた手紙)という形式の物が結構あります。

同じ書く でも、どういう状況下で書くかで 内容に生命力が溢れるかが決まる。

 「letter」の画像検索結果       「がじゅまる」の画像検索結果  「letter」の画像検索結果

 


例えば、いじめに遭っている子どもが、学校のいじめをなくそう大会で自分の番が回ってきて

壇上で発する発言と、信頼している叔父さんとの文通の中で発するものは、

全じテーマの筈であっても、全くその内容は違ってくることでしょう。


「学校 壇上 マイク」の画像検索結果  「子ども 壇上」の画像検索結果

「学生服 詰襟 男女」の画像検索結果   「壇上」の画像検索結果   


「発言の機会は与えました」 キリッ

「彼は発言の場を設けられ、発言する権利を行使しました」キリッ

「印籠」の画像検索結果  周到なアリバイ作り


そうやって、本当の自分の声ではないものを発言するしかできなかった人の口が塞がれている。

 

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「適切な対応をしています」キリッ 

「コンプライアンスを遵守しています」キリッ

「CSR推進企業として社内教育は随時行っています。エヴィデンスシート群はこれです」キリッ

そういうのって、ACTION  PLAYです。大文字で強調して、やってる感を全面に出す。

対して、血脈が通っている行動って、大文字的ではなくて小文字なんです。

 

中身がない   エントロピー増大②   クリエイティブもどきの跋扈   根がない所にとってつけた

   形だけで回っている   形だけで中身がないブリヂストン   パラリンピックが嫌い


「中身 空洞 断面図  パン」の画像検索結果  「中身 空洞 断面図  チョコ」の画像検索結果    hollow inside


**    ***  * *  **   * ***  **  *  *  *** *



私も、ピアノを弾く時にずっと不思議だったんです。

弾くシチュエーションによって、からっきしダメだったり すごくいい音楽が演奏できたり。

後者の時には、次々に弾く曲が漲り出てきて、私も聴いてる人もすごく楽しい。

前者の時には、頭が真っ白になって弾く曲が全然降りてこない。無能になります。

 

それは物を書くのでも スピーチするのでも同じ。

 

条件付けが大事。そして前の記事でも書いた通り、やはり実際にする具体的行為(絵を描く 

楽器を弾く バスケットをする 話をする  文章を書く  勉強する  家事をする 仕事をする…)

よりも、それらをどういう条件下でやるかということの方が大事なのではないかと思うんです。

何を目的にしているか  どういう態度で話を聞くか  誰がそれを聞いているか 

どういう人間関係の前提がそこにあるか どういう目的でそれをさせるのか 

どのような意図がそこにあるのかないのか  どんなリーダー・指導者の下でやるか

やってる感を出すアリバイ作りなのか、ありのまま問題に向き合う姿勢なのか

誰かの利益に通じる予定調和の強要が前提なのか、対話する姿勢なのか

誰かの自己愛、利己心に通じる目的がそこにあるのか自由な場なのか

空気を読むことが予め「合意」されたお座敷芸なのか …etc

それらの活動に生命脈が通るかは、どういう状況下でそれをするか させるかで決まります。


条件付けを一切無視した質問事項に5段階自己評価でチェックを入れるなどといった

適性チェック・適職診断や、精神科での診断チェックシートの類は、本当のことを映さないで、

間違った結論(決めつけ)に容易に辿り着くだけで、有害だと思います。


人と接するのが好きだ ―――  非常に・かなり・普通・あまり・全然 

自分の考えを表現するのが好きだ ―――

物事に積極的に取り組む方だ ―――


答えようがない質問ばかりが並んでる。

 

     

 


関連:内向性は運動に発揮できる

 

 

 


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