パーマ屋のおばちゃんには日頃からお世話になっているのですが、
回転寿司を御馳走すると言われて、先日子どもと3人で行きました。
美味しかった。誘われてたまに行くのはいいけど、回転寿司は、あんまり好きでは
ですね。いつもレーンを気にしていないといけなくて、落ち着いて食事や会話が
できないから。ビュッフェも、色んな料理を好きなだけお腹いっぱい食べれていいけど、
同様の理由で自分からはあんまり行かないです。それと、このお皿に乗った分だけ
っていう終わりがないと却ってお料理の美味しさは減ると思います。心理的に…
いくらでも限りがないことは、お料理以外でも、魅力をかなり減らすと思います。
だから食べ放題は自分では行かなくて、会とか集まりで行く時にだけ参加しています。
ただご飯やお味噌汁のお替り自由は大好きですが。
パーマ屋のおばちゃんはうちに来た時に私の来ている服や家の中の色んな物に反応するし
ピアノにも触ります。そして、お茶をしている時に「こことそこの窓開けて」と言ったり、
回転寿司でも「こっちの席がいい」とか「私はこっちに座る」とか即座に言います。
「なんでここがいいと?」と訊いてみると「ここがなーんかよかと」と答えました。
物の置く場所とかも「ああ、違う。こうがよか」とか、確信をもって指示します。
私の車に乗っている時、子どもが彼女に気を遣ってエアコンをつけたら「エアコンは消して。
窓を開ける。」と言って、窓を両側開けて風の抜け道を通して「あぁ、風が気持ちんよか~…」
と言っていました。わかります。私も、車内のエアコンは好きじゃなくて、普段はつけずに
窓を開けて自然の風を通しているんです。その時だけ子どもが気を利かせた次第です。
彼女は身体的、感覚的にストンとなることに対してとても敏感です。私は彼女と
感覚が色々似ていて、共感し理解できます。彼女は即座に、確信をもって言います。
その鋭敏さにはいつもやや驚きます。私達は親しい仲だからいいけど、もし
そうでもないなら「我儘」みたいに思われるかも知れない。
私も人の家とかレストランや旅館などに行った時に色々インスパイアされる一方で、
「これは逆。これがこっち。」とか「この突起要らん」とか1人で思っています。
(関連過去記事:あてにならない条件設定)