窓を立体的に奥行きを出すことで、光を拡散させず前方向に通す。
うちのお座敷の横の廊下のどんつきには二段の押し入れがあり、そこに扇風機などの季節の機材を格納していました。そこに改築で窓をつけました。外壁の土壁には耐震の為の木の筋交いがばってん形に入っていて、それを取り外して違うやり方でつけ替えて、大きな窓にすることもできたのですが、昔大工さんが建てた当時のままにして、窓は . . . 本文を読む
小屋にコンポを置いて音楽を流しながら家事をするようになり(関連:小屋で聴くショパン)
シーツを掛けて置いていた電子ピアノに電源を繋げて弾くようになると(関連:小屋で弾くStändchen)
小屋に対するインスピレーションが派生してきて、今空間作りをしています。
木の柱にアイアン棚受けを打ち込んで、木の板を橋の様に渡して、ウォールシェルフをつけそこに
物を置き . . . 本文を読む
裸電球③で書いた通り、土壁を基礎下地にした部屋では、石膏ボード下地とは違い、柱に電気配線を伝わせて箱(露出)型の照明スイッチやコンセントを使用することになります。
土壁が内蔵されている壁には電気配線を這い潜(くぐ)らせることはできないから。
←箱(露出)型のコンセント
また同記事で、このように書きました。 ←木で上から覆って隠している仕上げもあります。電気ス . . . 本文を読む
部屋のコーナーや凸状になっている空間などの部分的な照明は、コンセントから繋げる
デスクライトやクリップライトを使うよりは工事で配線されている方が好きなのですが
配線位置は物を置いて生活を定着していかないと正解がわからないという話を以前書きました。
:::::::アクリル間仕切りの一長一短より抜粋:::::::::::::::
特に、部屋のコーナーで、壁に挟まれて反射している照明がとても好き . . . 本文を読む
昭和の窓ガラスの続きです。
うちに昔からあるこの窓ガラス、古臭い風情だけど気に入ってます。その理由は、よかったら前記事を読んでみてください。すごく具合がいいんです。
これとは違う模様の昭和のガラスもあって、今でも使っています。これらは今はもう造られていないと業者に言われました。だから↓の写真のように、片方が割れた時には同じガラスが嵌められずに違うものになっているのをよ . . . 本文を読む
洗濯物がいつでも安心して干せるサンテラス。
多角形の出窓は、潤い豊かな生活を思わせます。
平面的な四角形が連なっている窓より贅沢で芸があります。
これはちょっといやかな。座敷牢を想起して、怖い。
変わったお風呂。鹿や犬ならいいけど人間が通ったら丸見えに。お風呂は通常夜入るから窓をスクリーンとかで塞がないと照明光が外に拡散 . . . 本文を読む
8畳くらいの居室って落ち着くかもしれない。
うちはど田舎の昔ながらの古家で、「家が大きい」とよく言われる。
都会などと土地の価値が違うし、代々引き継がれる土地を使っているものである。
広い部屋がいくつかあるが、8畳くらいの居室が落ち着くみたい。
ストーブかエアコンをつければすぐに部屋中が温まるし、照明も60Wと100WのLED電球
計2つで室内は十分照らされるし、その狭いところに籠ってい . . . 本文を読む
漆喰は人体にも家にも環境にもいい、上質な建材です。静電気を生じないからホコリやごみを寄せ付けず、汚れにくいです。←とよく説明されている
我が古家は、土壁を内蔵した漆喰壁が多く、元々はクリーム色だったと思われますが
年季が入って煤けた色になっています。お座敷と次の間は、そのままの歴史を残しています。
写真だと小奇麗に見えるけど…実物はもっと古めかしい . . . 本文を読む
偶然見つけてとても気に入ったカーテンを、買ってしまい(参照:一線を超える程の魅力)
まだ仕立て中で届いていないけど、罪悪感でいっぱいです。
選り好みしなければカーテンなら家にはあるからです。自分で選んで買ったもの、昔から家に
あるものの他に、きょうだい達がもう使わなくなって家に持ち寄せたものなどあります。
今ある物や捨てられているのを拾ってきた物をコーディネートして使うのが私の趣味、
信 . . . 本文を読む
先日筑紫野に行った時に偶然、あるオーダーカーテンを見つけて、とても気に入りました。稲穂のように金がかった黄色い生地に赤い実のついた枝が曲線を描いて刺繍されていました。非遮光だけど厚みがあってしっかりしていました。壁紙もカーテンも、昨今は魅了されるものがなかなか売ってない中、久しぶりに感じた「わ~」という高揚感でした。もう晩で早く帰らないといけないからその場では買わなかったけど、その後も高揚感の余韻 . . . 本文を読む
なにかを作る時などに、「後からこうすればいい」と言って、今の工程の杜撰さ、
粗さ、いい加減さの処理を後からなす工程に委ねることに、私は全く賛成しない。
例えば、「これは下地材で、その上から化粧材を被せるから下地材の色や材質など
気にしなくていい」という単純で短絡的な考えなどである。気にしている私に
「これで仕上がりではないから。どうせこの上からこれを施すから。わかった?」と
私が勘違いし . . . 本文を読む
秋になると、選びたくなるクロスは蒸し暑い夏とは変わり
こういう温かい感じのものになります。 構造主義
夏には絶対選ばんね~
feel like fall
玄関は、壁紙を貼ることにして、もう決めました。
アイボリーの織物調のクロスを殆どの面に貼り、縦の長方形の一面だけを
西洋とオリエンタルが混在した模様のアイボリー色のクロスにしまし . . . 本文を読む
今日は中秋の名月です。私の集落にはハロウィンに似た習慣があります。
我が家の玄関の準備は成功を収めました。 秋の夜の玄関
玄関開けて目の前に見える突き当りの壁は、改築途中で石膏ボード剥き出しになっていて
そこに200円で買った深紅のフェルト布を掛け、そこにギュスターヴ・クールベの
山鹿の絵と、ターナーの焚火キャンプの絵を画鋲で貼りました。
その隣には、東京のおじさんから . . . 本文を読む
過ごしやすくて気持ち良い秋が、一番好きな季節。私の集落には、中秋の名月に子供たちが集落中の家の玄関先にお菓子を貰って回るという、ハロウィンに似た風習があります。私も子どもの頃貰いに行っていて、それはいつの時代も子ども達の大きな楽しみです。
我が家では、玄関をいい雰囲気にして迎えます。こういう行事には、うちみたいな古い木造の家は合うのです。なにも特別な物を買ったりお金を使ったりしません。ちょっとし . . . 本文を読む