14-15年末年始キャラバン(その２)

毎度我が家の千屋周辺の車中泊地と決めている明地峠展望駐車場に行く道すがら日野市にある千屋周辺最寄りのスーパーに立ち寄って見る。

丸合根雨店

「年末年始は豪雪が予想されています。保存食品等の買い置きをおすすめします。」と店頭に張り紙が貼られている。店内放送でも、豪雪で自宅に閉じ込められる事への備えを喚起している。これを見聞きした時点で、娘さんは怖じ気を震ってしまった様だ。買い物を終えてキャンピングカーに戻るや否や「高校時代の友達に会いたいから帰りたい」と言い出した。

豪雪なのは出発前から分かっているし、そう説明した筈だ。一種のサバイバルごっこも兼ねていて１週間程度閉じ込められても大丈夫な準備を終えているので安心しろと伝えたが、２日には帰るツモリだったので雪が降らない今の内に帰りたいと言い張る。前回の豪雪時にも明地峠展望駐車場に泊まって一夜にして６０ｃｍの降雪を体験し貸し切りの千屋温泉露天風呂を満喫した話をしたのだが埒があかない。じゃあ取り敢えず千屋温泉で入浴を終えて年越し蕎麦を食べて紅白歌合戦でも観ながら考えようと云うも、死にたくないから帰りたいと云う。じゃぁ新見駅まで送るので電車に乗って帰りなさいと云うがジュビジュビ泣かれてしまった。「泣く子と地頭には勝てない」だ。

じゃあ雪が降り始めて雪見をしたら一旦自宅に帰ろうと云う案で折衷する。自動追尾ＢＳアンテナで映っている紅白歌合戦の音を聞きながら１８０号線は二年詣りの為に最上稲荷渋滞が発生しているだろうから倉敷を迂回して帰宅した。折角、自宅に帰ったのだから自宅至近の氏神様である藤田神社に徒歩で二年詣でをする事にした。



いつもなら年末年始キャラバンから戻って初詣に行くのだが、こうして新年午前０時を跨いで参拝したのは初めてカモ知れない。意外に多くの善男善女が参拝していてチョット驚く。この時間の藤田神社って宮司自らが大麻（おおぬさ）をお詣りする参拝者全員に振るって下さるとは知らなかった。ちょっと得した気分で在る。

このまま娘を自宅に残して新見市千屋にトンボ返りするツモリだったが、初日の出を迎え正式に藤田神社に初詣に行ってから、イオン岡山ＳＣに新春初売りを冷やかしてから、トンボ返りする事にした。こうして自宅で元旦を迎えたのは・・・何年ぶりだろうか？（昨年は、大学入試を控えた娘を連れて井原市の経が丸オートキャンプ場で年越しをした筈だ。気象速報を見れば千屋はドンドン降雪している様だが残念だ。

元旦は、雲の合間から覗く初日の出をチョットだけ拝んで、キャラバン用に瓶詰めにしていたお雑煮セットの１部を開封してお雑煮を頂き、藤田神社に路上駐車して初詣を終えてから、イオンＳＣで福袋をセッセとゲットするのを見学してから帰宅しいぶきの里スキー場に向かって再出発した。

スキー三昧と温泉三昧で過ごし１月３日土曜日の初回オールナイトも滑ってから駐車場で爆睡し、新見千屋温泉で温泉を満喫し遅めの昼食を館内で食べてから帰宅した。

尚、オールナイト営業はほぼ貸し切りだった。

このままオールナイト営業の利用者が増えないといぶきの里スキー場存亡の危機となるカモ。都合が合えば、次週もスキーに行かなければ・・・