Trips with my RV.

RVでの小旅行。

キャンピングカー遍路(その6)

2017-10-09 11:11:30 | アウトドア?

前回は滑床渓谷で自動追尾BS/CSアンテナのドームカバーを割ってしまい意気消沈して帰宅した。デルタリンク倉敷さんの御尽力で直ぐに交換品が到着したが、授業料だと思っておこう。今回は第41番札所 稲荷山 護国院 龍光寺からなのだが、我が家からは最も遠い札所からとなる様だ。金曜日少しでも早い時間から出発したいが、瀬戸中央道が半額になる土曜午前0時は絶対なので、やはり今回も23時半出発となった。1:30石鎚山SA到着したモノの、小腹が空いたの奥様が云うのでフードコーナーで塩ラーメンを食べて車中泊した。

9時半に起床し、石鎚山SAで朝定食を食べていたら遅くなり10時半出発。第41番札所まで1時間半走り続けた。

第41番札所 稲荷山 護国院 龍光寺



第42番札所 一カ山 毘盧舎那院 仏木寺



第43番札所 源光山 円手院 明石寺



・・・と順調に周り、第44番札所からエリアが変わるので高速松山道移動となるので、その前に昼食を・・・

高速IC最寄りの道の駅どんぶり館に立ち寄る。


悩んだ結果、刺身セット。食後にソフトウリーム。


高速道移動の後に第44番札所に着いたら、もう夕方だった。17時ギリギリに御朱印を頂く事が出来た。


本当は、本日中に第45番札所まで周ってからエリアチェンジしたかったが、この周辺で車中泊して明朝に備える事にした。

今夜のお風呂は、相変わらずスマホアプリ「温泉マップ」で探した古岩屋温泉荘(国民宿舎)。お風呂の序でに夕食も御厄介になる事に。



温泉も食事も昭和テイストだった。

さて、今夜はどこに寝ようか?と考えたが、周囲に久万農業公園アグリピアでのイベント「
かかしの里in畑野川」「第4回「かかしの里づくり」を見つけて、そこに行ってみる。かかしコンテスト会場の駐車場には、かかしが鈴なりになっていて、夜なのでスリル満点だ。ま、お遍路中なので、今夜はここで車中泊させて頂く事にした。



夜中、キャンピングカー車内のトイレの窓からもかかしの集団が見えて・・・なかなか壮観だった。



7時半起床。昨夜は運転席から車内を通ってキャビンへ移動したが、今日は外を通って運転席へ。画像サイズが小さくて恐縮だが、見送ってくれている多数の人影は、全てかかしさん達である。



第45番札所 海岸山 岩屋寺へは「かかしの里in畑野川」から、昨夜のお風呂と食事を御厄介になった古岩屋荘の前を通って30分程。川を渡る橋を左折しようとしていたら通り掛かったお遍路さんが手でバツ印を作って脇道の奥を指差して下さった。状況は良く飲み込めないが、助言に従い脇道に入ると第45番札所参拝者駐車場が並んでいる。大部分が普通車300円だが、我が家は一番奥の普通車200円の駐車場に駐車した。



歩いて行くと「キャンピングカーとマイクロバス以上進入禁止 (含む キャンピングカーも)屋根が低いため通行できません」の看板が立っていた。写真は撮り忘れたが、確かに最上段の駐車場の前の二軒の御宅の屋根同士が高さ2.4m位で重なり合い幅員1.9m位しか無さそうなので、教えて頂けず、看板に気が付けばバックで方向転換場所まで移動する羽目か、気がつかず突っ切れば他所様の御宅を壊して賠償を負う(キャンピングカーも穴が開く)ところでした。親切なお遍路さんに感謝です。他所様の御宅の軒なので写真を撮るのが憚られたけど、何台かのマイクロバスやキャンピングカーが打った跡が残っていた。因みに、ここ第45番札所は、車遍路での最大の難所と云われていて(車は下の参拝者用駐車場に駐車すれば楽勝だけど)車から降りた後に坂を歩く距離が最大なのだそうだ。幸い、熟睡した爽やか気分で登ったので、特に疲れは感じなかったが、昨夕ここに間に合っていたらヘトヘトだったカモ?高所恐怖症の私は行かなかったが、奥様は本堂脇の梯子をよじ登って仙人窟にも行って来た。(ハシゴにへばり付いている画像あり)


名勝:古岩屋と同じ、四国カルストの外縁部三波川変成帯に辺り第三紀の結晶片岩が低温変成を受けた礫が入った(セメンテーション?)巨礫岩である。風化で巨礫が抜け落ちてボコボコと穴が空いている奇岩峰だ。札所であると同時に奇岩地層マニアには堪えられないだろう。

たっぷり時間をかけて散策し、最寄りの道の駅天空の郷さんさんで遅めの朝食とした。


約30分走ってエリアチェンジをして、第46番札所へ。

第46番札所 医王山 養珠院 浄瑠璃寺



第47番札所 熊野山 妙見院 八坂寺


第48番札所 清滝山 安養院 西林寺



第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺



第50番札所 東山 瑠璃光院 繁多寺



第51番札所 熊野山 虚空蔵院 石手寺



この石手寺は、今まで回ってきた札所とは明らかに異質な場所だった。以前、珍日本紀行でも見ていたが、こうして現地に立ち至るとは思っていなかった。地底マントラは圧巻だが、それ以外も・・・。又、ミシュランガイド1つ星である。



なんだか。。。酷く疲れた。ちょっとお遍路から遠ざかりたい気分である。

折角松山市なので道後温泉でも入ってノンビリしよう。

後温泉本館の隣の道後温泉市営駐車場道に駐車、道後温泉本館で入浴してから、駐車場で昼寝し、駐車場隣の居酒屋?「おいでん家」へ。奥様は、愛媛の名物を集めた観光客受けの酒の肴満載の御膳(3500円)

を注文したが、御飯が沢山食べたい私は釜飯と天丼を注文した。(尚、このセットの鯛めしは、白飯に鯛の刺身を載せ卵を溶かした出汁で混ぜて食べると云う初体験の鯛めしだったが、御膳にも鯛の刺身があり・・・少々食傷気味だった様だ。次回は?炊いた鯛めしでリベンジすると言っていたので次回も立ち寄るのだろうか?)奥様の注文した生搾り原酒と生ビールをお裾分けして貰って食事を終え、駐車場で就寝した。



この道後温泉市営駐車場道は、30分100円の街中の駐車場料金なのだが20:30から翌朝8:30迄の1泊料金が720円で(但し、23:30から翌朝5:30の間は入出庫できない)車中泊して下さいと言わんばかりの料金設定になっている。今宵もキャンピングカー8台程と十数台の車中泊車が滞在していた様だ。ほろ酔いで戻って歯磨きだけ終えたら爆睡したのだが、23:30前の退場ラッシュで駐車場は一時騒然として一旦目が覚めたが、直ぐに静かになり再び就寝したが・・・、午前0時を過ぎた頃に1台隣のキャラバンが徐にアイドリングして冷房を開始してしまう。排気ガス臭いと奥様が云うのでキャラバン側の窓を閉めて再び寝ようとしていたら、午前1時前に他の車中泊組の方々が徒党を組んで説諭に行ってしまわれた様だ。



翌朝は目覚まし時計で5時40分に起床。奥様の準備を忙して朝6時の開館と同時に道後温泉本館で朝風呂をするツモリだ。朝6時の太鼓を本館の前で聞き、6時と同時に入館した。今回は初めての神の湯階下(410円)だ。折角だから休憩室付きや個室付きに入って見たが、結局階下は未体験である。朝一番で空いでいる今こそチャンスだろう。休憩室等無いのでキャンピングカー内集合と云う事で目安の1時間一杯愉しんだ。本館から出ると、既に閑散としていた。やはり、(当然だが)朝一番は空いている。



特に駐車場の一泊料金の期限である8時半を待つ必然もなく7時半には離脱した。今回の朝食は須崎食料品店のうどんと決めていた。以前数回チャレンジしたが、日・祝では午前10時半前に麺が完売してしまい長年来の念願となっていた。Google先生は2時間の行程と言っているので9時半には念願の須崎食料品店のうどんを食べている筈である。

絶好のポジションに駐車し、私は「温玉入り温か大」と「ちくわ入り冷や大」、奥様は「温玉入り温か大」と「ちくわ入り冷や小」をキャンピングカーに持ち込んで食べたのだが・・・ガッツいたので画像を取り忘れると云う失態。(噂に違わずコシの強いうどんだった。美味かった。)



念願の須崎食料品店うどんを食べられて御満悦である。用が済んだのでサッサと帰宅した次第。帰ったら・・・大量のキャンピングカー前面の虫取りが待っていた・・・


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